シーガルズ 初の連勝ならず 日立に1―3、順位変わらず

第1セット、19―20から佐伯亜魅加(左端)の強打がアウトになり、点差を広げられた岡山シーガルズ。追い上げムードもしぼみ、21―25でセットを落とした=日立市池の川さくらアリーナ

 バレーボールのV1は4日、茨城県日立市の池の川さくらアリーナなどで行われ、女子で9位の岡山シーガルズは8位日立に1―3で敗れ、初の連勝はならなかった。通算3勝7敗(勝ち点11)で順位に変動はなかった。

 シーガルズは相手のサーブに苦しめられ、第1、第2セットを続けて落とした。第3セットは新人セッター浜田を軸に金田、佐伯両レフトのアタックなどで取り返したが、第4セットは20―25で奪われた。

 首位JTは姫路をストレートで下した。東レは埼玉上尾に勝って2位に浮上し、久光はPFUに敗れ3位に後退。8連勝のNECは4位に浮上した。

日立3―1岡山シーガルズ

25―21

25―18

20―25

25―20

 【評】岡山シーガルズは相手の鋭いサーブに後手を踏み、流れを引き寄せられなかった。サーブレシーブ成功率は50.6%と前日から12.2ポイント低下し、6本のサービスエースを決められた。攻撃の起点が定まらない中、金田は両チームトップの23得点と奮闘した。

 日立はオクム大庭、長内のサイド陣を中心に得点を重ねた。ブロック得点は11を数え、高さでも圧力をかけ続けた。

© 株式会社山陽新聞社