Domingoと北海道南幌町がAIオンデマンド交通でコラボ決定! バスのデザインを決めるのは、町内の小中学生たち!

このたび、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:北海道札幌市)は、自社が取り組むローカルプロジェクト「Domingo(ドミンゴ)」の一環として、北海道南幌町が2021年10月より新しく導入する「AIオンデマンド型バス『あいるーと』」のデザインを担当すると発表しました。実際に採用する車体のデザインは、クリプトンが制作した候補の中から南幌町の小中学生による投票で決定。『あいるーと』が南幌町の皆様に愛されるバスとなるよう、PRに協力いたします。

■南幌町のAIオンデマンド交通導入について

南幌町は石狩平野のほぼ中央に位置している、人口の減少や高齢化率の上昇が課題となっている町です。町内を巡回するバスは以前より運航しておりましたが、利用者の固定化や利用者数の伸び悩みを鑑みて、対策を検討。利用者の需要(デマンド)に合った形態で運行するオンデマンド型バスを導入する運びとなりました。また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を考慮し、到着予定時間を即時解析・通知するAI配車システムや、電子マネーカードによる非接触型のキャッシュレス決済設備を導入。三密を避けつつ効率的に公共施設等の利用や外出ができるよう、利用者にとって安心・安全で便利な交通体系を目指します。2021年10月より導入される2台の「AIオンデンマンド型バス」の愛称は、『あいるーと』に決定。AI配車システム・ルート検索を想像させつつ、温かみのある「あい」「いる」というワードを繋げました。車体にも、同愛称を記載いたします。

■『あいるーと』運行概要について

オンデマンド型バスである『あいるーと』は、特定の運行ルートやバス停を設けず、予約のあった場所を巡回しながら目的地まで運行する「ドアtoドア」のサービス方式で運行されます。予約方法には、AIによる経路最適化を行う配車予約システム(株式会社未来シェア/SAVS)を導入。スマートフォンからのアプリ予約と電話予約の併用型とし、当日予約も可能です。

運賃は1回の乗車につき大人300円、小学生以下・障がい者は100円を予定。バス決済端末「バスWAON」を導入するため、電子マネーWAONカードでの支払いと、現金支払いのどちらもご利用いただけます。

■『あいるーと』の車体デザインについて

『あいるーと』の車体に描かれるのは、南幌町の風景を楽しむDomingo企画部部長を務めるキャラクター「ラビット・ユキネ」と、南幌町のキャラクターである「キャベッチくん」。「子どもたちにいつまでも南幌町の風景を忘れないでほしい」という思いを込めて、制作いたしました。

なお、南幌町の皆様により愛着をもっていただけるよう、車体デザインの最終決定は、地元の小中学生に委ねることにいたしました。クリプトンからは2パターンのデザインを提案。本日3月1日(月)より、町内の各小中学校で投票を実施しております。運行開始の際には、子どもたちによって選ばれたデザインにも、ぜひご注目ください。

© 株式会社MVコンサルティング