こんな景色みたことない…小樽運河“こたつクルージング”温もって楽しい【小樽】

小樽市の繁栄を支えてきた歴史的な観光スポット「小樽運河」。水面に映る幻想的なイルミネーションを眺めながらのクルージングが人気です。この冬、寒い中のクルージングをあったか~く快適に楽しめる「こたつ船」が登場!

船の中にまさかの「こたつ」!?

小樽にあるホテル「OMO5小樽」が、12月1日から開催するイベントが『小樽運河こたつクルージング』。

小樽運河のクルージング会社「カナルボート」と協力し、電気ゴタツを4席設置した特別な船を整作。冬の小樽運河の夜景を温まりながら楽しめる「こたつ船」クルージングなんです。

OMO5小樽の総支配人、沖拓人さんによると「冬の課題として"寒さ"がある。より寒さを楽しめる企画を考えられたらという思いで、この企画に至りました」とのこと。

道内の人にとってはこたつって意外に身近ではないですよね?
「"こたつの温かさ"をお伝えしたかったのが1つ。道内のお客様にも楽しんでもらえるのではないか」と沖さんは話します。

「こたつ船」では、地元小樽の食材を使った料理も提供しています。

小樽の特産品である「ニシン」が入った魚介のブイヤベースはこのイベントでしか食べられない特別な料理。

ニシンの身はとってもふっくら。魚介のうま味がギューッと詰まっていてトマトとよく合います。

クルージングで本格的なお料理が楽しめるというのも贅沢ですね!

こたつと料理で内と外から温まりながら小樽運河の夜景を堪能できます。

船を運航する会社も、小樽の冬の観光客増加に期待をしています。

小樽カナルボートの白畑博信さんによると、冬場の集客が課題で、冬は夏場の25%くらいしかお客さんが来ないんだそう。

「冬も小樽はキャンドルを並べたりなど、夏場と違った景色がみられるので、こたつで少しでも温まって、ぜひ冬もクルーズを楽しんでいただければ」と話します。

『小樽運河こたつクルージング』は12月1日から2023年3月まで。OMO5小樽の宿泊者限定で開催しています。

*みんテレ11月29日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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