「ザ ・リッツ・カールトン日光」子連れ宿泊記!家族4人で楽しむアクティビティ&極上の食事・温泉・スパ

ザ ・リッツ・カールトン日光に家族4人で宿泊!

 

 

 

2020年に開業したザ ・リッツ・カールトン日光。世界中に100軒以上のホテルを有するザ ・リッツ・カールトングループ初の温泉があるホテルとして、また7,500円のラグジュアリーな朝食でも話題ですよね。

  

今回、かなり早い時期から予約をして、まだなんとか紅葉が楽しめる11月上旬に1歳・5歳の子供2人と夫の家族4人でザ ・リッツ・カールトン日光に宿泊してきました!

 

ここでは、家族4人で宿泊した中禅寺湖ビューのキングベッドルームに日本料理レストランでのお寿司コース、話題の7,500円の朝食、子連れにおすすめのアクティビティ、ザ ・リッツ・カールトングループ初の温泉、スパトリートメントなど、ザ ・リッツ・カールトン日光の一泊二日の宿泊記をお届けします。

  

 

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ザ ・リッツ・カールトン日光の客室

 

 

中禅寺湖ビューのキングベッドルーム

 

 

ザ ・リッツ・カールトン日光は、全ての客室から中禅寺湖もしくは男体山を望む眺望が楽しめるのが特徴。

 

今回は中禅寺湖ビューのキングベッドルームに宿泊しました。

縁側にはソファとテーブルが用意されていて、そこからの眺めは最高!

 

 

57平米の広々とした間取りで、天井いっぱいの窓から絶景を望めるリビングスペースやウォークインクローゼット、2つの洗面台などとても機能的な客室です。

 

 

 

 

栃木の伝統工芸、鹿沼組子に着想を得たインテリアなど、シンプルながら和の要素を感じられる雰囲気。

 

特に、広い窓から外の景色を望める石製お風呂は、夜になると組子から漏れる光が芸術的な美しさでした。

 

 

 

 

キングベッドルームに子供2人、添い寝とベビーベッドで快適 

 

 

キングベッドルームの定員は2名ですが、未就学の子供の場合は添い寝が可能とのことで、5歳の長男は夫婦の間に添い寝をしました。

 

1歳の次男用にはベビーベッドを用意していただき、家族4人で快適に過ごすことができました。

 

キッズアメニティ

 

 

子供用のアメニティとしては、キッズスリッパ、スポンジ、歯ブラシセットが入った可愛いアメニティセットが用意されていました。

 

また、おむつ用のゴミ箱が用意されていたのもありがたかったです。

 

チェックイン

 

 

 

 

通常はザ ・ロビーラウンジでウェルカムドリンクをいただきながらチェックインを行うのですが、今回はお部屋でチェックインをしました。

 

テーブルの上には木箱に入った豪華ないちごとシャインマスカットのウェルカムフルーツと、子供たちには猿をモチーフにした最中のお菓子が用意されていて、思わず歓声をあげてしまいました。

 

ウェルカムドリンクのゆずのノンアルコールカクテルは、子供たちが寝静まってから、中禅寺湖の夜景を眺めながらゆっくりいただきました。

 

 

 

ザ ・リッツ・カールトン日光の食事

ザ ・リッツ・カールトン日光のレストランは、「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」と洋食レストラン「レークハウス」の2種類。

 

また、アフタヌーンティーを提供しているザ・ロビーラウンジ、種類豊富なお酒がアートのように並ぶザ ・バーインルームダイニング(7:00〜22:00までオーダー可能)でも、ドリンクやお食事を楽しむことができます。

 

 

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ディナーは「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」でお寿司コース

 

 

 

ディナーは、日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光で江戸前寿司のコースをいただきました。

日光彫や鹿沼組子など栃木の伝統工芸が店内のいたるところにあしらわれていて、とても上質ながら日本人ならばどこかホッと落ち着く空間。

 

特に入り口の鹿沼組子をモチーフにした装飾と光の織りなす幻想的な雰囲気には心奪われました。

 

 

8席のみの特別感のある専用カウンターでお寿司を握ってくださるのは、栃木県出身で銀座 久兵衛で長年修行された熟練の寿司職人さん。

 

素材の良さはさることながら、魚の脂の甘みを引き出す絶妙な味付けに感動して質問をしてみたところ、日光醤油で作ったオリジナルの煮切り醤油を使用しているとのこと。

 

 

 

器は栃木の益子焼。

 

 

栃木の地酒と一緒にいただくお寿司は最高でした。

 

 

子供たちはうどんセットの他、玉子の握りをアラカルトで注文。

 

 

寿司職人の方もスタッフの方々も子供たちに優しく対応してくださり、和やかで温かい雰囲気の中、会話を楽しみながらお寿司を楽しむことができました。

 

 

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7,500円の伝説の朝食は、日本料理レストランならデザートビュッフェ付き

 

 

ザ ・リッツ・カールトン日光といえば、ジュエリーボックスをイメージした木箱に入った特別感たっぷりの朝食が有名ですよね。7,500円という価格にも負けないほどの満足度の高い朝食です。

 

こちらの朝食は、日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光もしくはインルームダイニングで提供されていて、チェックイン時に時間の予約ができます。

 

私たちは日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光でいただきました。

 

 

 

セットプレートは和食と洋食の2種類から選べるので、1つずつ注文してみました。

 

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和食のメニュー

 

 

和食はご飯のお供に日光御養卵か黒千石納豆を選ぶことができます。

メインとして、那須瑞穂農場の黒毛和牛ローストビーフと銀鮭の塩焼き、さらに日光醤油と共にいただく季節の御造り盛り合わせなど、「朝からこんなに豪華でいいの1?」というメニュー。

 

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洋食のメニュー

 

 

洋食は那須御用卵を使用した卵料理を選ぶことができ、エッグベネディクトを注文。

 

木箱の高さに入りきらないため、具材は分かれて盛り付けされていて新鮮でした。

 

その他にも、那須の黒毛和牛ローストビーフや大滝日光スモークサーモンをはじめ、栃木産の食材をふんだんに使用した彩り豊かなメニューが並びます。

 

 

 

和食・洋食どちらにもグリーンサラダとオリジナルキューブ食パン、クロワッサン、デニッシュ(栃木県産の苺ジャム、北海道産の発酵バター付き)が付いています。

 

ちなみに子供たちはオリジナルキューブ食パンが気に入ったようで、2人で取り合いになるほどでした。

 

ドリンクは青森県出身のスタッフの方も一押しされていた、栃木県産のりんごジュースにしてみたのですが、りんごそのものを飲んでいるような美味しさでした。

 

 

ドリンクはおかわりも可能。

 

デザートビュッフェには、日光御養卵を使用したプリンや苺ヨーグルト、パンナコッタなどのデザートの他、昔懐かしい瓶の牛乳・コーヒー牛乳や栃木名物レモン牛乳などが並びます。

 

5歳と1歳ということで、大人の朝食を取り分ける形で満腹になっていましたが、子供用のメニューも用意がありました。

 

 

 

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ザ ・リッツ・カールトン日光のアクティビティ

ザ ・リッツ・カールトン日光は、日光の土地の豊かな自然や歴史、文化などを感じられる多様なアクティビティが充実しています。

 

日光彫り体験や念珠作り体験などオリジナルの作品を作れるものから、季節ごとの自然体験アクティビティ、朝の座禅や中禅寺湖への散歩、風呂敷アート、ホテルアートツアー、奥日光の星空観察など無料で体験できるものまで、幅広いラインナップで、お好みに合わせて選ぶことができます。

 

今回はホテル内に飾られたアート作品について学ぶホテルアートツアーと奥日光の星空観察に参加しました。

 

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ホテルアートツアー

 

 

ホテルアートツアーは5歳の長男と私で参加。長男には少し早いかなと思ったのですが、「これは中禅寺湖をモチーフに作られたんだって!」「この絵は100年以上前のものなんだよ」と夫に説明するなど、想像以上に興味を持って聞いていたようでした。

 

子供のアートへの興味や感性を高めるきっかけにもなりそうですよね。

 

 

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奥日光の星空観察

夜8時にホテルを出発。バンで戦場ヶ原まで送迎していただけます。

 

奥日光は関東随一の星空観察地だそうで、特に戦場ヶ原は周囲に明かりがないので、星空観察には最適!満月から3日目で月明かりで人影ができるほどの日だったにもかかわらず、とてもたくさんの星を見ることができました。

 

事前に星座の本で予習していた長男は、「あれがカシオペア座だ」「あれは火星?」と、星座や惑星を見ることができて大満足だったよう。

 

大人でも心躍る体験で、一緒に参加した海外からの観光客の方は、こんな星空を見たのは人生で初めてと感動されていました。

 

 

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リッツ・キッズは子連れに絶対おすすめ!「日光猿のかくれんぼ」を体験

 

 

また、子連れ旅行の方にぜひおすすめしたいのが、子供向けのアクティビティ「リッツ・キッズ」。

 

対象年齢は4歳〜12歳程度で、冬は雪遊び、夏は手持ち花火などの四季折々のアクティビティが用意されています。

 

今回は通年開催されているリッツ・キッズ「日光猿のかくれんぼ」を体験しました。

 

 

宝の地図を頼りに、ホテル館内に隠された日光に馴染みの深い動物である猿の人形を探すのですが、広い敷地内での宝探しをすることは子供たちにとって好奇心を刺激されるようで、夢中になって楽しんでいました。

 

今回は1歳の次男がいたので親が付き添って参加しましたが、対象年齢の子供であれば子供だけでアクティビティに参加することができ、その間に夕食を提供していただけるサービスもあります。

 

子供たちにとっても親元を離れて初対面の人とコニュニケーションを取る良い機会になりますし、その間に夫婦でディナーを楽しんだり、エステや温泉を堪能するなど大人だけの時間を満喫するのも良いですよね。 

 

 

 

ザ ・リッツ・カールトン日光の温泉

ザ ・リッツ・カールトン日光は世界中のザ ・リッツ・カールトングループで初めて温泉を備えたホテル。

 

泉質は、長い間湯治場として親しまれてきた日光湯元温泉の源泉を引いている単純硫黄泉。

源泉は無色透明ですが、空気に触れると乳白色のにごり湯に変わるのが特徴の温泉です。

 

内風呂と露天風呂があるのですが、露天風呂の方が濃度が濃く、より硫黄泉らしい乳白色のにごり湯が楽しめます。

日光の自然を感じられる庭園と星空のなか、とても幻想的な雰囲気でした。

 

ミネラルウォーターが用意されたスパラウンジは、入浴後の休憩や待ち合わせ場所として利用することができます。

 

 

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ザ ・リッツ・カールトン日光のスパトリートメント

 

 

 

ザ ・リッツ・カールトン日光のスパトリートメントでは、日光の名水と栃木県産有機米から作られた酒粕と米油に、最新の技術を組み合わせた「サケ・リヴァイブ&リニュー」や、男体山の噴火から誕生した玄武岩と、日光二荒山神社の御神水と清め塩を使用し、心身のバランスを回復させる「リストラティブ・ロック・リチュアル」など、日光ならではの自然のエネルギーを取り入れたトリートメントを受けることができます。

 

特に、露天風呂を備えた個室の利用とトリートメントがセットになった「プライベート温泉・エクスペリエンス」は、ザ ・リッツ・カールトン日光の温泉を独り占めしたい方におすすめ!

 

 

お庭を眺めながら誰にも邪魔されずに温泉に浸かる時間はなんとも贅沢です。

 

今回はアロマオイルを使用して全身を揉みほぐす「リラクゼーション・トリートメント」の60分コースを受けました。

 

 

香りは2種類のザ ・リッツ・カールトンオリジナルブレンドのアロマオイルから、お好みのものを選びます。

 

奥日光の自然と感じる空間と、効能豊かな温泉で心身共に和らいでいる時に受けるトリートメントは格別。

 

緊張で硬くなっていた首や肩周りの筋肉が緩んでいくのを感じました。

 

ヘッドマッサージではESPAの「ピンク ヘア&スカルプマッド」を使用して、長時間のパソコンやスマートフォン操作で凝り固まっている頭を揉み解してくれます。

 

施術後はシャンプーが必要かなと思っていたのですが、その必要がないくらい全然ベタつかず、ヘアセットの必要がないくらいまとまりやすくなっていて驚きました。

 

着替えを済ませた後は、トリートメントの心地よさの余韻に浸りながら日光で古くから営まれているお味噌屋さんの甘酒をいただきます。

 

 

お米と米麹だけなのに驚くほど甘く、日本に古来から伝わる発酵の力を改めて感じました。

 

ザ ・リッツ・カールトン日光のスパはご夫婦やカップルでスパを利用される方も多いそうで、男女比でいうと少し女性が多いくらいで、男性の方も多く利用されているそう。

 

全4室あるうちの1室「スパスイートルーム」は2台のベッドと内風呂を備えていて、2名で利用できるので、子供がリッツ・キッズでアクティビティや夕食を楽しんでいる間に夫婦でトリートメントを受けるなんていうプランも素敵ですね。

 

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ザ ・リッツ・カールトン日光は子供の旅育にもママのリフレッシュにもおすすめ!

奥日光の自然や歴史、伝統と、ザ ・リッツ・カールトンならではの質の高いサービスが融合したザ ・リッツ・カールトン日光は、大人のご褒美旅行としてはもちろん、子供の旅育にもおすすめです。

 

2023年に栃木県で開催が決まった「G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合」の会場としても、栃木県から外務省に提案されています。

 

明治時代初期から皇室や偉人たちのプレミアムリゾートとして愛されていた奥日光ですが、まさに現代のプレミアムリゾートと言えるホテルだと思いました。

 

 

ザ ・リッツ・カールトン日光

住所:〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2482

宿泊予約:0288-25-6666

URL:https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/nikko

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