こんにちは!アウトドア系YoutuberのFUKUです。今回はホムセンキャンプギア特集です。ホームセンターはここ数年アウトドア用品がアツいですよね。2022年秋はコメリとカインズホームで新商品が出ていたのでご紹介します。
カインズホームのキャンプギア
まずはカインズホームからご紹介します。
大型のウィンドスクリーンが安価で手に入る!「LARGE WIND SHIELD」
一つ目はこちら、「LARGE WIND SHIELD(ラージウィンドシールド)」です。お値段は税込で1,990円。これは安い!こういった背の高い大型のウィンドスクリーンは昨年の冬に流行っていましたよね。たき火を囲むだけで熱を反射してめちゃめちゃ暖かくなるんですよ。
スチール製でずしっと重いので、特にペグで固定しなくても風で飛ばされることはほぼなさそうですが、本当はペグ打ちしたほうが安心ですし、風が強い時は特にしたほうが良いと思います。
高さ60cmくらいのスクリーンは安くても3,000円くらいすることが多いので、この1,990円という値段はお買い得に大型スクリーンが買えるんじゃないかと思います。
去年約3,000円で購入したフィールドトゥサミットのスクリーンと比較しながら見ていきたいと思います。
見た目はフィールドトゥサミットとほとんど一緒。広げてみても高さ・枚数ともに違いはないですね。
強いて言えばフィールドトゥサミットはロゴが入っていて、カインズはロゴなしです。ほとんど同じなのにカインズの方が安いのでお得感のある商品でした。
《ポイントまとめ》
- 税込1,990円とお買い得
- 高さ約60㎝の大型ウィンドスクリーン
- 風を防ぎ、熱を反射して暖かくなる
- スチール製でずしっと重さがある
《仕様》
- サイズ:
- 材質:スチール(亜鉛メッキ)
- 重量:約2kg
- 価格:税込1,990円
丈夫で安い!見た目もカッコイイ「迷彩シート」
続いてはホームセンターならではだと思いますが、作業用のシートです。ブルーシートなどを作っているユタカという大手のブランドがあるんですよね。
そこのシートが最近やたらお洒落になっているのを見つけました。ユタカの「迷彩シート」です。税込980円でした。
キャンプシーンも作業用も意識した、山間部や緑地帯で目立たない迷彩柄のシートを作ったようです。今までも迷彩柄のシートはありましたが、光沢があっていかにも作業用だったんですよ。でもこのシートはカッコイイんです。
このかすれたような柄のプリント。そしてハトメの金具もブラック。さらに裏地もブラックなんですよ。
これならキャンプ用の荷物置きとか、グランドシートにするなどいろいろ使えますよね。防水性もあって結構しっかりしていると思います。
ブルーシートには3000番や1500番などの数字が付いていますが、これは生地の重さを表しています。
ブルーシートの標準的な大きさがあって、その大きさで重さ3,000gになるのが3000番、1,500gになるのが1500番らしいです。だから1500番はおのずと薄くて耐久性は低いシート。3000番だとまあまあ厚みのあるシートだと言えます。
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ちなみにちょっと調べてみたんですが、薄い1500番や1100番は屋外で使うと1ヶ月くらいしか持たないのに対して、この3000番は9か月〜1年くらいもつ目安があるそうです。だからこのシートは外で使う物として耐久性は申し分ないですね。
メリットは丈夫だけど安いということ。1.8m四方なのでそんなに大きくはありませんが、税込980円なのでキャンプ用品として一個持っておいても良いと思います。
ちなみにシートを広げてキャンプ用品を置いてみるとこんな感じのサイズ感。小さいものから5mを超える大きなものまでありますから用途に合わせて選ぶのがおすすめです。やっぱりキャンプ用品を乗せてもしっくりくる見た目ですよね。
《ポイントまとめ》
- 丈夫で安いアウトドア用シート
- かすれた柄のプリントや、ハトメ・裏地がブラックでカッコいい
- キャンプシーンで荷物置きや車の荷台用、グランドシートなどに活用できる
- 防水性もあり
- 3000番なのでほどよく厚みがあり耐久性もある
《仕様》
- サイズ:1.8×1.8m
- 生地の厚み:#3000
- 価格:税込990円
コンパクトで持ち運びに便利!「チタンカトラリー3点セット」
続いてはこちらです。「チタンカトラリー3点セット」、1,980円です。素材がチタンなのでそこまで安くはないですが、国産ブランドのものを一本ずつ買うよりは割安だと思います。
初めてキャンプする人は3本2,000円のカトラリーはなかなか買わないと思いますが、しばらくキャンプをしているとチタンという金属に興味が湧いてくるんですよね。
良い光沢ですね~。一つずつ見ていきましょう。
折りたたんであるので開いてロックして使います。スプーンは先割れスプーンなのでいろいろ使えて便利ですね。
続いてフォーク。パスタなどはスプーンでは食べにくいのでフォークがあるといいですよね。
そしてチタンのナイフはしっかり切れそうです。
重さはそこまで軽くはありませんが、3つ合わせて47.2g。収納ケースも入れると54.4gです。
一つ一つが小さくてたためてコンパクトになるし、収納袋も付いています。キャンプはもちろん普段からお弁当などに入れておいても軽いし小さいので重宝しそうだと思いました。
《ポイントまとめ》
- チタン製のカトラリー3本セット
- 折りたたんでコンパクトに持ち運び可能
- 収納ケース付き
- キャンプだけでなく普段のお弁当にも重宝しそう
焚き付けに最適!「ファットスティックファイヤースターター」
続いてはこちら。「ファットスティックファイヤースターター」。498円です。パイン材100%使用しています。
▼ファットウッドとは
樹脂を多く含む木のこと。簡単に着火し、長く燃えるため焚き付けに最適。
ファットスティックはそこまで安くないので、これはかなり安いのではないでしょうか。袋にはチャックが付いていて良いですね。ちょうど10本入っていました。あとで実際に使ってみましょう。
《ポイントまとめ》
- 10本入りで498円とお買い得
- 簡単に着火し長く燃えるので焚き付けに便利
100円ショップより安い!「固形燃料用受け皿」
続いてはこちら。ステンレス製の「固形燃料用受け皿」。98円です。
青い固形燃料を乗せて使えば、一緒に使うポケットストーブなどが汚れません。
100円ショップでも売っていますが、分厚いアルミ製のものが多いんですよね。これは税込98円ですし、ステンレス製のギアと一緒に使うには良いんじゃないかと思います。
《ポイントまとめ》
- 98円なので100円ショップより安く買える
- 固形燃料を乗せればポケットストーブの汚れを防げる
- ステンレス製のギアと合わせて使うのもおすすめ
かさばるキャンプギアをたっぷり収納!「アウトドアまとめるバッグS」
続いてはこちら。「アウトドアまとめるバッグS」。お値段1,280円です。Lサイズもありましたが、Sサイズでも充分な大きさです。色もカッコイイですね。
これだけ大きいとアウトドアグッズをまとめるにはいいんじゃないでしょうか。ボタンを外してマチを広げるとめっちゃでかい!
しかも裏地は加工してあって水気に強そうですよ。
色々入れてみましょう。先ほどの迷彩シート、ヘリノックスのチェアワン、シュラフ、SOTOのフィールドホッパーLサイズ、ミニクーラーバッグ。
まだ入りそうだけど、横のボタンを留めれば若干収まりも良くなりますね。
お値段も安いし、キャンプアイテムをまとめるのに良いですね。ここにベルトが付いているんですが、次のアイテムと一緒に使うようです。
《ポイントまとめ》
- 大容量収納でキャンプ道具をたくさんまとめられる
- 側面のボタンで大きさの調節も可能
- 大容量なのにお値段はお手頃
徒歩キャンプにおすすめ!「静音アルミキャリーカート」
「静音アルミキャリーカート」、お値段2,480円です。振動が少ない静かなタイプだそうです。先ほどのバッグに装着できます。
耐荷重は30㎏なのでキャンプ用品を満載しても大丈夫そうですね。荷物を固定するゴムロープがフック付きで2本付いていました。地面から約89㎝の高さです。
そしてこのバッグのベルトにカートの持ち手を通してマジックテープで真ん中を留めます。さらにゴムロープをぐるっと一周してフックを引っかけます。
大きなキャンプバッグがカートに変身しましたよ。これは徒歩キャンプに良くないですか。
これ2つ合わせてもそんなに高くないし。大きくて結構入るけど厚みがそんなにないので隙間や壁際に寄せておけそう。キャスターにロックは付いていませんが、着地している時は簡単には動きません。ハンドルも3段調節で使いやすそう。
実際に外を走らせてみます。屋外でも舗装路の上を走らせてみると意外と静かですね。普通にスーツケースをひいているくらいの快適性はあると思います。やはり徒歩キャンプに向いている組み合わせだと思いました。
《ポイントまとめ》
- 振動が少なく静かに持ち運べるキャリーカート
- 「アウトドアまとめるバッグ」を装着して荷物をラクに運べる
- 耐荷重30㎏なのでたくさんキャンプ道具を積める
- 徒歩キャンプの移動におすすめ
お洒落なデザイン&出し入れ便利!「キャリコG Mサイズ」
続いてはカインズオリジナルの収納アイテムです。「キャリコG Mサイズ」、1,480円。
プラスチック製の収納箱なんですけど、この形、めっちゃおしゃれじゃないですか。グッドデザイン賞を受賞しているようです。
アウトドア風な色味で、前から出し入れできて便利そうなアイテムです。収納の入り口の幅が約32cm、高さ12cm弱あるので結構大きなものでもラクラク入ります。
ガス缶を2つ重ねて入れられるし、背の高いガス缶も入ります。
3つ買ってきたので積んでみるとまたカッコいいんですよ。キャンプ用品を入れるとさらにカッコいい。あと3個くらい買っても良かったかも。見た目だけじゃなく出し入れしやすいのが良いですよね。
《ポイントまとめ》
- デザインがカッコいい収納箱
- 前が大きく開いているため出し入れがラクラク
- 収納箱を積み重ねることも可能
- キャンプ道具の収納におすすめ
コメリ
最後はホームセンターコメリで見つけた新製品です。
コンパクトだけど焚き火調理しやすい「パネル式ステンレス焚き火コンロ」
こちら、「パネル式ステンレス焚き火コンロ」、税込3,980円です。
シンプルな布製ケースに入っています。
中身はこんな感じ。造りは割と丁寧だと思います。
厚みがあるので簡単に歪んだりはしなさそうです。まず外側の4辺を組んだ後に底板を入れて組み立てます。
底板はぴったりサイズではなくちょっと遊びがあるので、このままだとグラグラしてしまいますね。
焼き網を乗せた状態だと本体がガタつかなくなりました。
薪の投入口が広めなので焚き火調理はしやすそう。
あとは底板を挿し込むスリットが2段あるので、一段上にすると炭焼きをする時やアルコールストーブを使う時に良いでしょうね。
コンパクトな割に燃やせる面積が広くて炭焼き・バーベキューには向いていそうだし、前が大きく開いているので焚き火調理もしやすそう。
《ポイントまとめ》
- 厚みのあるステンレス製の板で耐久性がありそう
- 網を乗せることでがたつきなく固定できる
- 薪の投入口が広く、焚き火調理がしやすい
- 底板を上段・下段で調整することが可能
- コンパクトなのに燃やせる面積が広い
《仕様》
- サイズ(約):W19×D19×H18cm
- 材質:本体/ステンレス鋼、焼き網/銅(クロムメッキ)、収納バッグ/ポリエステル
- 付属焼き網使用時最大耐荷重:2㎏まで
- 重さ:網と本体で925g、ケース含めて973g(実測)
コメリの焚き火台とカインズのファットウッドを使ってみた
実際に使ってみます。コメリの焚き火台に火を入れてみましょう。カインズで買ったファットウッドも使ってみましょう。
ファットウッドをナイフで薄く削り、火を付けます。すぐに火が付きました。普段はファイヤースターターの力に頼っていますが、たまにはこういうのも楽しいですね。
良い感じに燃えてきました。薪はかなり入ります。
見た目も良い感じですね。とにかくよく燃えます。
火が落ち着いてきたのでお肉を焼いてみます。ちょっと遠い熾火で焼くのが美味しいんですよね。
カインズのチタンカトラリーを使っていただきます。
洗ってきました。網は少し歪みがありますが、厚みのある板なので、あれだけ燃やしても歪みなどはほとんど見られません。
ホームセンターのお手軽価格のギアでキャンプを楽しもう!
今回はホームセンターで買えるキャンプアイテムの中から、カインズホームとコメリのアイテムを紹介しました。
ホムセンのキャンプアイテムはお手頃価格の物が多くて、各社から新しいアイテムが出ると選ぶ楽しみもあっていいですよね。皆さんのキャンプ道具選びの参考になれば幸いです。