“糖度上々”アールスメロン 松浦で「まつり」盛況

松浦特産のメロンを買い求める人たちでにぎわった「アールスメロン」まつり=松浦市漁村体験学習施設

 松浦特産のアールスメロンを販売する「アールスメロンまつり」が4日、松浦市志佐町の道の駅「松浦海のふるさと館」に隣接する市漁村体験学習施設であり、市内外から買い求める人たちでにぎわった。
 主催するJAながさき西海松浦メロン部会(辻邦彦部会長、8戸)によると、松浦のアールスメロンは春と秋の年2回栽培。秋作は同市御厨地区と平戸市田平地区の農家計3戸で生産している。今季は台風の被害はあったものの、10、11月に暖かい日が続き、大玉を中心に糖度が高く、上々の出来に仕上がったという。
 メロンまつりでは2L、3Lの大玉を中心に約300ケースを用意。2~5玉入りで等級別に4千~7千円で販売した。1個売りもあった。
 松浦市御厨町から夫婦で訪れた徳田堅一さん(65)は2個入りを7箱購入。「県外の子どもたちにお歳暮として送る。孫たちは松浦のメロンが大好きで。喜んでくれると思う」と話した。


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