樹齢1600年以上 シンパクの大樹に「しめ縄」の飾りつけ 香川・小豆島

香川県土庄町で、樹齢1600年を超える大きな木に地域の人たちが新しい「しめ縄」を飾りつけ、正月の準備を整えました。

小豆島八十八カ所霊場のひとつ「宝生院」の境内には、国の特別天然記念物に指定されている「シンパク」の木があります。

高さ、幹の周りともに17mほどあり、樹齢は1600年以上といわれています。

宝生院のしめ縄作りは100年以上前から行われていたという伝統行事で、シンパク保存会や地元の自治会などから15人が参加しました。

近くの農家からもらったわらを使って、長さ17mほどのしめ縄と縄に垂らす「はかま」を3時間かけて作りました。

古いしめ縄を外したあと新しいしめ縄をシンパクに飾り付け、2023年は穏やかな1年になるよう祈願していました。

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