大村工と島原工、2校同時優勝 全九州高校男子秋季ソフト

同時優勝した大村工 (写真上)、同時優勝した島原工

 ソフトボールの第17回全九州高校男子秋季大会は3、4日、沖縄県読谷村運動広場などで行われ、長崎県勢の大村工、島原工が2校同時優勝を飾った。
 3日の悪天候で日程が一部消化できず、準決勝までで打ち切りとなった。大村工は1回戦で九州産(福岡)、準々決勝は鹿児島工に快勝。日向工(宮崎)との準決勝は初回に1点を先制すると、三回に一挙5点を加えた。投げては先発宇土が相手の反撃を抑え、6-2で逃げ切った。
 島原工は3試合とも無失点。1回戦は九産大九州(福岡)、準々決勝は嘉手納(沖縄)を退けた。読谷(同)との準決勝も三回までに大量11点を奪うと、先発橋本が4回1安打で零封し、11-0でコールド勝ちした。
 両校は昨年も4校同時優勝しており、長崎県勢のレベルの高さを改めて示した。来年3月には全国選抜大会が地元大村市で開催予定で、県勢は最大4チームが出場する。


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