「地域防災の日」の12月4日、静岡県内各地で地域の特性をふまえた防災訓練が行われました。
静岡県小山町では、富士山噴火を想定した訓練が行われ、警察や消防、自衛隊などの避難誘導によって小学校の校庭に集まった地元住民約680人が安全な場所に避難しました。
また、近くの中学校では警察がドローンを飛ばし、噴火から逃げ遅れた人がいないかを確認しました。
<小山町役場危機管理局 永井利弘さん>
「訓練参加することによって、300年噴火していないけど、富士山が噴火する可能性があるという危機感を持ってほしいと思います」
訓練は、静岡県内の35市町で行われ、約49万人が参加したということです。