広島市議会12月定例会が開会 補正予算案にG7サミット関連費用など盛り込む

広島市議会の12月定例会が5日開会し、来年5月に開かれるG7広島サミットの関連費用などを盛り込んだ一般会計補正予算案が提案されました。

広島市 松井一実市長
「広島サミット県民会議への負担金を追加措置するほか、会議開催施設への食品検査等を実施していく」

提案された一般会計補正予算案は77億3664万円です。

このうちG7広島サミットの関連に、1億1917万円が計上されました。内訳は、サミット県民会議への負担金の追加に1億1310万円などで、平和の発信強化のための海外メディア招聘や飲食店ガイドの作成、ジュニアサミットの開催といった事業に充てられます。

このほか、送迎用バスでの子どもの置き去り防止のための安全装置の導入支援として、5922万円などが盛り込まれました。

8日からは一般質問が行われ、松井市長が4期目に向けた立候補の意向を表明する見通しです。

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