「星野源のおんがくこうろん シーズン2」第2回はミッシー・エリオットを特集

星野源がホストを務める、NHK Eテレの音楽教養番組「星野源のおんがくこうろん シーズン2」(土曜午後9:00。全4回)。12月10日の放送では「音楽業界の常識を覆したラッパー ミッシー・エリオット」を取り上げる。

「星野源のおんがくこうろん」は、音楽家である星野が、音楽を解説することが大好きなパペットの“かいせついん”たちと毎回1人の“歴史を変えた”音楽家にスポットを当て、楽しく音楽を学んでいく音楽教養番組。今年2月にオンエアされ、今回はその第2弾だ。“かいせついん”を渡辺志保(シホかいせついん)、高橋芳朗(ヨシかいせついん)が務める。

シーズン1から通して第5回となる12月3には「電子音楽家 レイ・ハラカミ」を特集(再放送は、12月9日深夜0:00)。そして、続く第6回となる今回は、なぜミッシー・エリオットに人々が魅了されるのかを学んでいく。

アメリカ南部・バージニア州出身のミッシーは、ラッパー、ソングライター、プロデューサーなど、非凡な才能とキャラクターで音楽業界の第一線を走り続けてきた。これまでのキャリアでグラミー賞を5度受賞するほか、女性アーティストとして自らの生き方を積極的に発信し、世界中で多くのフォロワーを獲得してきた。

ミッシーはこれまで、“既成の価値観にとらわれない”斬新で刺激的なリリックやボディーポジティブの先駆けといえる、“自らをオープンに表現する”新しいアーティスト像を打ち出してきた。番組では、ミッシーの「音楽」と「生き方」をディープに掘り下げていきながら、どのように音楽業界の常識を覆してきたのか、学習する。

番組について、星野は「それぞれ違う趣向の、しかしその奥には通底する同じ何かが見えてくるような素晴らしい音楽家たちを取り上げます。より深く、より気軽に、ぽけーっと見ているだけでいつの間にか音楽沼の入り口に立っているような、分からない方も分からないまま楽しめる番組。今回も永久保存版です」と紹介している。

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