NEC、人件費3%増を検討 専門人材の待遇を向上

インタビューに応じるNECの森田隆之社長

 NECの森田隆之社長(62)は5日までに共同通信などのインタビューに応じ、2023年春闘で、ベースアップ(ベア)や賞与などを含めた総人件費の3%超増額を検討していることを明らかにした。デジタル化の進展を背景に、サイバーセキュリティーや人工知能(AI)といった専門人材の獲得競争が激化しており、優秀な人材の待遇を高める。

 NECは職務を明確にして成果重視で処遇する「ジョブ型」と呼ばれる雇用形態を23年度に幹部層に導入し、24年度には全社員に展開する予定だ。森田氏は人件費に関し「ジョブ型を想定した優秀層に傾斜型で配分することが公平なやり方だと思う」と説明した。

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