「相鉄・JR直通線」の列車走行位置を表示 「リアルタイム経路検索」の連携でますます便利に

相模鉄道(本社:横浜市西区)と東日本旅客鉄道(本社:東京都渋谷区)では、2021年3月17日(水)からスマートフォン向けアプリ「相鉄線アプリ」と「JR東日本アプリ」で列車走行位置の表示範囲をそれぞれ拡大し、双方の自社路線だけでなく乗り入れ先の列車の走行位置も表示すると発表しました。また、「JR東日本アプリ」が実証実験として提供している「リアルタイム経路検索」に相模鉄道が連携することで、遅れなどの運行情報を加味した検索が可能となり、お客さまにより便利にご利用いただけます。

1.列車走行位置における連携の強化

列車走行位置は、列車が走行している位置をリアルタイムでご確認いただけるサービスで、列車の種別、遅延時間をご確認いただけるものです。お客さまが駅に行く前に、乗車予定列車の現在位置や遅れの情報を確認することができます。これまでは双方のアプリともに自社区間のみの表示でしたが、相鉄・JR直通線の列車において以下の表示を双方のアプリで行います。
(1)「相鉄線アプリ」は、羽沢横浜国大駅~新宿駅まで列車走行位置の表示を拡大し、列車走行位置画面において同区間の時刻情報の表示を新たに開始します。
(2)「JR東日本アプリ」は、羽沢横浜国大駅~海老名駅まで列車走行位置の表示を拡大し、列車走行位置画面において同区間の時刻情報の表示を新たに開始します。

列車走行位置と時刻表示の画面図(イメージ)

2.「リアルタイム経路検索」における連携開始

「リアルタイム経路検索」は、各交通機関の運行情報をリアルタイムに反映し、遅れなどが発生した際はそれらを加味した経路検索結果を表示するサービスで、「JR東日本アプリ」が実証実験として提供しています。今回、相模鉄道㈱との連携開始により、JR東日本アプリにおいて、相鉄線が含まれる経路検索結果に、遅れなどの運行情報を加味した経路検索結果が表示されます。

「リアルタイム経路検索」画面図(イメージ)

「JR東日本アプリ」における「リアルタイム経路検索」のサービス概要

対象路線

在来線(JR東日本エリア)

東海道線、横須賀線・総武快速線、湘南新宿ライン、京浜東北線・根岸線、横浜線・根岸線、南武線、山手線、中央本線、中央線快速電車、中央・総武線各駅停車、青梅線、五日市線、宇都宮線、高崎線、埼京線・川越線、常磐線快速・常磐線、常磐線各駅停車、京葉線、武蔵野線、上野東京ライン、八高線、伊東線、篠ノ井線、奥羽本線、仙山線、仙石線、東北本線、田沢湖線

新幹線

東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、北海道新幹線

※「JR東日本アプリ」の「経路設定」において、リアルタイム検索を「オン」にするとご利用可能

※遅れを加味した経路検索結果の画面について、東日本旅客鉄道㈱が意匠権を取得しています。

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