【動画】厳しい冬を前に脅かされる命──コレラ流行のシリア、きれいな水が足りない

「今回の流行で、清潔な水の不足が人びとの命を脅かすことがわかりました」 そう話すのは、国境なき医師団(MSF)の医療顧問、ウサマ医師。今年9月、シリア北部でコレラの流行が宣言された。長引く内戦による深刻な水不足や、脆弱な水・衛生設備の影響で、シリアでは人びとが清潔な水を手に入れることが難しい。避難民キャンプでは劣悪な水質による健康被害がたびたび起き、コレラだけではなく他の感染症の発生も危惧される。 コレラの流行により人道危機がますます深刻になったシリアから、人びとの声とMSFの活動を伝える。

© 特定非営利活動法人国境なき医師団日本