ザ・ウィークエンド、映画『アバター』続編とのコラボを匂わせる

The Weeknd - Photo: Paras Griffin/Getty Images

ザ・ウィークエンド(The Weeknd)が、自身のTwitterアカウントで、新たなティザー映像を公開している。青い“A”の文字の中心に鳥が描かれたその12秒の映像には、部族の歌らしき音楽が流れ、最後に「12.16.22」というキャプションが現れる。

また、彼はこの投稿の直後に、間もなく公開される新作映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公式アカウントからの投稿をリツイートしており、そこには「#AvatarTheWayOfWater x @theWeeknd」と記されている。

今月初め、ザ・ウィークエンドは、好評につき、2023年の“After Hours Til Dawn”ツアーの追加日程として、新たなロンドン・スタジアム公演を発表した。

追加公演は2023年7月8日に決定しており、2022年の“After Hours”アリーナ・ツアーのチケットをヨーロッパで購入したファンは、2023年の最新ツアーのチケットの先行販売に登録することができる。全日程のチケットとツアーに関する最新情報は、ザ・ウィークエンドのオフィシャルサイトで入手可能だ。

同ツアーの南米コロンビア公演のチケットは、現地時間12月3日午前9時から販売開始となっており、12月8日からは、メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチン メキシコ、ブラジル、チリの公演チケットが販売開始される。アルゼンチン公演の販売開始日時は近日中に発表予定とのこと。

昨年、前例のない世界的な飢餓と闘う国連の世界食糧計画(WFP)の親善大使に就任したザ・ウィークエンドは、2023年の最新ツアーで再び同機関と提携し、チケットの売上の一部を、同機関の食糧支援活動をサポートするために設立した“XO人道基金”に寄付する予定だ。ヨーロッパではチケット1枚につき1ユーロ、イギリスでは1ポンド、ラテンアメリカ諸国では1ドル相当が、この重要な活動に充てられる。

XO人道基金は、今年開催された北米ツアーの期間中も、チケット及びツアー限定Tシャツの売上、そしてザ・ウィークエンドからの50万ドルの直接寄付によって資金を集めていた。また、ザ・ウィークエンドの企業パートナー、ツアー会場、世界食糧計画USAの理事会、支援者らも寄付を行っており、ツアーのスポンサー会社であるBINANCE(バイナンス)も同基金に200万ドルを寄付している。最初の200万ドルの助成金は、エチオピアの最も食糧事情の悪い地域への緊急食糧・栄養支援に使われる予定だ。

Written By Sam Armstrong

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