女子ゴルファー小澤美奈瀬 大胆写真集第2弾 色っぽさを意識「みなさんの心にホールインできたら」

女子ゴルファーの小澤美奈瀬(30)が4日、都内でセカンド写真集「MUSE」(講談社刊)の出版記念会見を開いた。話題を呼んだ1作目と比べ「そこにプラスして色っぽさも出せるように。より試合中のゴルファーの体に近い」と手応えを語った。

BS日テレのゴルフ番組「ゴルフサバイバル」出演、週刊「ゴルフダイジェスト」誌の連載などで活躍中の小澤。初写真集「Challenge!」の好評を受けた新作。撮影は9月に都内スタジオと千葉・鴨川と九十九里浜で行われ、体作りの変化を説明した。

「第1弾は〝アスリートヌード″をテーマにしていたので、肉体美をしっかり出そうと、週8でトレーニングして、体脂肪を12%まで落としつつ、食事もたくさん食べて、機械をつかったウエイトトレーニングをメインにしました。脂肪はなるべく落として筋肉はしっかりつけるという形での取り組みでした。2作目は、そこにプラスして色っぽさも出せるように体脂肪は14%にして、自分の体重を使った自重トレーニングや、バランストレーニングをメインに、より試合中のゴルファーの体に近づけて撮影に臨みました」

そんな写真集の見どころを「ゴルファーは自分の体の後ろの筋肉をとても多く使うので、そこがしっかり出せればいいなと思いました。ですので、全身何も着ていない状態で後ろを向いて写したカットを絶対に撮って欲しいと思っていて、それが掲載できたのは嬉しかったです」と語った。

1作目からプロゴルファー・堀琴音の応援を受けており、2作目に「『同じ女性としてここまで体を絞り上げるのはすごく大変なことだし、尊敬しています』と言われて、本当に嬉しかったです!」と声を弾ませた。

ジュニアゴルファー育成組織「坂田塾」で9歳からゴルフを始め、2015年からレッスンを開始し、17年に全米女子プロゴルフ協会のティーチング会員になった小澤。飛距離を伸ばすことに重きを置いているが、スコアを伸ばす秘けつを聞かれると「スコアアップのためにも飛距離が不可欠です。たとえばアマチュアの飛距離は、トップの方で230ヤードくらいと言われます。それがプロになると男子プロだと280ヤード以上は飛ばします。こんな風に差が50ヤードあるとすると、セカンドショットの番手って5、6番手くらい変わるので、バーディーチャンスにつけられる量も変わってくるんです。ぜひ、飛距離アップを目標にして頂けると、スコアも良くなっていくと思います」と、アドバイスした。

今年は7月に全英オープンを観戦し、世界最古のゴルフ場といわれるセント・アンドリュース オールドコースでプレーする機会に恵まれた。11月26日にはセカンド写真集発売と充実の1年だった。今度はティーチングプロとしての成長とともに、3作目への意欲も見せた。

小澤は今作を「100点満点中、300点です!やれることをすべてやって、そしてゴルファーとしてアスリートとして、自分が代表となって〝アスリートヌード″をやっているという気持ちで真剣に挑みました」と胸を張った。「小さいときからゴルフをしてきて、トレーニングしてきて、その結晶をみなさんに見て頂けることが嬉しいです。そしてみなさんの心にホールインできたら嬉しいです!」と、笑顔で会見を締めくくった。

スイングする小澤美奈瀬=都内
小澤美奈瀬の写真集「MUSU」(撮影・西條彰仁、講談社刊)の書影

(よろず~ニュース編集部)

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