ドラマ界でも注目を浴びそうな歌舞伎界のホープ寺嶋眞秀

女優の寺島しのぶの長男・寺嶋眞秀(まほろ)くんが、来年1月8日スタートの2023年のNHK「どうする家康」に徳川家康の幼少期の松平信康役で大河ドラマ初出演を果たすことが決定し5日、番組公式サイトで発表された。

同大河は「リーガル・ハイ」、「デート~恋とはどんなものかしら~」、「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生む古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛け、嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ62作目。

一部スポーツ紙によると、母・しのぶは過去6作、祖父の歌舞伎俳優・七代目尾上菊五郎は過去4作、祖母で女優の富司純子は過去5作、曽祖父の歌舞伎俳優・七代目尾上梅幸は過去1作、大河に登場。異例の一家4代にわたる大河出演だという。

眞秀くんは、2017年に歌舞伎の初舞台を踏んだが、その活躍は歌舞伎界にとどまらず。

今年7月期のTBS系「ユニコーンに乗って」で連続ドラマ初出演。11月28日に放送されたフジテレビ「PICU 小児集中治療室」の第8話にゲスト出演を果たしたばかりだった。

俳優業のほか、CM出演やモデル活動をこなし、2020年に公開された映画「ソニック・ザ・ムービー」では日本語吹き替え版の声優をつとめている。

「父親はフランス人のアートディレクターで、両親の遺伝子を受け継いで眞秀くんは端正な顔立ちに成長した。間違いないなく、次世代の歌舞伎界を担うホープの1人だが、積極的にドラマのオファーも受けている。大河は注目作なので、そこでの演技が目をひけばさらに映像作品のオファーが殺到しそうで、歌舞伎よりも忙しくなってしまうのでは」(芸能記者)

母親も以前は映画への出演が中心だったが、このところ、ドラマへの出演も増えている。近いうちの親子共演があるかもしれない。

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