日本工業大学、小学生親子に栃木市でサイエンススクール開催

子どもに大学の学びに触れてもらうためのイベントを数多く実施している日本工業大学は、2022年10月22日「栃木市 親子でサイエンススクール」を開催した。

「栃木市 親子でサイエンススクール」は、栃木市から小学生親子を招き、ものづくり体験や大学施設見学、研究室見学などを行うイベント。子どもたちに科学技術に興味を持ってもらい、大学を知ってもらうために開催している。2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響によりキャンパスでの開催は見送りまたは中止を余儀なくされたが、2022年度は3年ぶりに対面で実施することができた。

午前中は、共通教育学群の狩野みか准教授、佐藤杉弥教授が講師となり、スチューデントラボでペットボトル浮沈子づくり体験と科学教室を行った。はじめは魚が浮いたり沈んだりする様子を不思議そうに見ていた子どもたちだったが、好奇心を持って一生懸命に原理を理解したことで、楽しみながら自分で浮沈子を作ることができた。

午後は、工業技術博物館に移動。SL乗車体験では参加者たちはSLの運転席でSLを運転する様子を見学し、本物の蒸気機関車の汽笛の音を間近で聞くなど貴重な機会となった。その後、ロボティクス学科の中里裕一教授・樋口勝教授・滝田謙介准教授の研究室で、次世代ロボットを見学。実際にロボットが動く様子を見学したり操作を体験した。当日は計47名の親子が参加し、1日かけて大学を体験。参加者からは「楽しかった」「貴重な体験ができてよかった」といった感想が寄せられた。

参考:【日本工業大学】10/22(土)栃木市 親子でサイエンススクールin日本工業大学が開催されました!

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