眞島秀和主演で「しょうもない僕らの恋愛論」をドラマ化。矢田亜希子、中田青渚が共演

日本テレビ系では2023年1月19日に、眞島秀和が主演、矢田亜希子、中田青渚が共演する連続ドラマ「しょうもない僕らの恋愛論」(木曜午後11:59=読売テレビ制作)がスタートする。

「しょうもない僕らの恋愛論」の原作は、「冬物語」「部屋においでよ」などを手掛けた恋愛作品の名手・原秀則氏による同名コミックス。世代も性別もばらばらな男女3人の揺れ動く感情を繊細に紡ぐ、等身大のヒューマンドラマが繰り広げられる。

物語は、筒見拓郎(眞島)のもとに、かつて思いを寄せていた女性が亡くなったという知らせが届くところから動き出す。40歳を超えて生き方にも仕事にも葛藤を抱える拓郎が、2人の女性との交流を通じて、人生と恋、そして過去にやり残した思いと向き合っていく姿が丁寧に描かれる。そして、どこか不器用な3人が互いの考えに触れて、刺激をし合い、それぞれが自身を見つめ直し、新たな一歩を踏み出していく。

拓郎は、学生時代の恋愛に一つのやり残した思いを抱えるデザイナー。仕事では一定の成功を収めながら、これからの生き方に葛藤する等身大の40代だ。そんな役どころに、「#居酒屋新幹線」(MBS・TBS)以来の約1年ぶりの民放地上波ドラマの主演となる眞島が、ともすれば人並みともいえる「普通の男」を丁寧に演じ上げる。

そして、高校時代から、拓郎にひそかに思いを寄せ続ける森田絵里役を矢田が担当。拓郎への素直な気持ちをぶつけられない淡い恋心を抱く絵里が、大人のリアルな恋と向き合っていく。

拓郎がかつて思いを寄せた女性の娘・谷村くるみ役を中田が務める。亡くなった母が過去に愛した人を追う女子高生のくるみ。物語の中で、少女の真っすぐな思いが拓郎と絵里の2人の関係に影響を及ぼし、くるみも大きく成長を遂げていく。22年8月に「善人長屋」(NHK BSプレミアム)で初主演を果たし、同年11月からは「私のシてくれないフェロモン彼氏」(TBS)に出演するなど、活躍が目覚ましい若手女優・中田がオーディションを経て、この役をつかみ取った。

眞島は「『冬物語』『部屋においでよ』ともに、何度も読み返している作品なので、原秀則さんの世界に生きられることがとてもうれしく、撮影に入るのが楽しみです」と原作ファンであることを明かし、「これから本格的に冬を迎えますが、スタッフ・演者と力を合わせて、心温まるノスタルジックなヒューマンドラマをお届けします」と意欲を燃やす。

オファーを受け原作を読んだという矢田は「まずタイトルから想像する印象だと『恋愛もの』と思いながら読ませていただいたのですが、恋愛だけではないとても人間味のある内容でヒューマンドラマだなと思いました。お話は現代的ですが、懐かしい青春を思い出させてくれたり、とても切なくてワクワクしました」とその印象を語る。

加えて、「私が演じるのは、仕事もバリバリなキャリアウーマンでありながら、1人の男性に20年以上片思いをしているという純粋な一面を持つ女性です。仕事も恋も…大人な40代のリアルな姿を皆さまに見ていただけたらなと思っております。楽しみにしていてください!」と役柄を説明し、意気込みを語る。

青田は「今回、オーディションを受けさせていただきましたが、原作を読んだ時からこの役を演じたいと強く思っていたので、決定したと聞いた時はとてもうれしかったです」と喜び、「くるみは天真らんまんな女の子ですが、拓郎と出会うことで起こる感情の変化や、10代の誰しもが悩む進路など、繊細な感情も丁寧に演じていきたいです。スタッフや共演者の皆さまと一緒に、優しく温かいドラマにしていきたいと思います」と気合十分だ。

原作者の原氏は「『しょも恋』ドラマ化と聞いて、大変喜んでおります! 結構苦しんで描いた漫画なので…(笑)。拓郎、くるみ、絵里の恋模様を、スタッフ&キャストの方々がどう作り上げてくれるのか、そしてどうアレンジするのかも楽しみにしてます。漫画片手に見比べていただくとうれしいです! いいドラマになりますよ~に」と期待を寄せている。

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