身近な風景や思い出 色彩豊かに 岡山県児童生徒絵画展始まる

児童生徒が伸び伸びと描いた力作が並ぶ会場

 第12回岡山県児童生徒絵画展(県小学校教育研究会図画工作部会、県中学校教育研究会美術部会、山陽新聞社主催)が6日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ギャラリーで始まった。身近な風景や学校生活、夏休みの思い出などを色彩豊かに表現した力作が並んでいる。11日まで。

 県内の小中学生から1万4565点が寄せられ、最優秀の山陽新聞社長賞をはじめとする特別賞63点と特選147点を展示。アマゴのつかみ取りをする家族の表情を生き生きと描写したり、風に揺れるヒマワリ畑を写実的に描いたりと、子どもたちの感性と創作意欲が表れた作品に、訪れた人が見入っている。

 次男の作品を見に夫婦で訪れた女性(36)=岡山市北区=は「子どもならではの感性と観察眼が光る作品ばかり。描きたいという強い気持ちが伝わってくる」と話していた。

© 株式会社山陽新聞社