「リバーサルオーケストラ」門脇麦、田中圭ら楽団メンバーがクランクイン!

日本テレビ系で2023年1月にスタートする連続ドラマ「リバーサルオーケストラ」(水曜午後10:00、開始日未定)。主演を務める門脇麦をはじめ、共演の田中圭や楽団メンバーを演じるキャストが、続々とクランクインを迎えている。

「リバーサルオーケストラ」は、超地味な市役所職員として働く“元・天才バイオリニスト”の谷岡初音(門脇)と、彼女を巻き込む“変人マエストロ”常葉朝陽(田中)の2人が、ポンコツ交響楽団を一流オーケストラに大改造していく、爽快感抜群の音楽エンターテイメントドラマ。脚本を「最愛」(TBS系)、「彼女はキレイだった」(フジテレビ系)や、連続テレビ小説「エール」(NHK)など、ヒットドラマを次々と手掛けている清水友佳子氏が担当。音楽科を卒業し、ピアノ講師を務めた経歴を持つ清水氏が、クラシックの世界をリアルに紡ぐ。

門脇のクランクインの場となったのは、初音が児玉交響楽団、通称・玉響の「おやこクラシックコンサート」をなぞくという、公民館でのシーン。市役所職員姿で現場入りした門脇は、スタッフから「谷岡初音役の門脇麦さんです!」と紹介され、50人以上の共演者やオーケストラメンバーに温かい拍手で迎えられた。

また、同シーンでは、U字工事・福田薫が初音の前任のコンサートマスター・太田役で撮影に参加し、緊張気味でバイオリン演奏を披露。初日から音楽があふれる明るい撮影現場となった。門脇よりも一足先にクランクインをした、朝陽を演じる田中率いる児玉交響楽団のメンバー。練習場で、のんびりムードの団員たちに朝陽が活を入れるシーンだが、こちらも初顔合わせとは思えない、息ぴったりの軽快な掛け合いを見せた。

初日を心待ちにしていたという門脇は、「大変いいクランクインでした! “玉響”メンバーのキャストの皆さんに早くお会いしたかったんです。どこにキャストの皆さんがいるのか一瞬分からないくらい、オーケストラの方々になじんでいました。バイオリンでの参加はまだですが、演奏を見ていて早く一緒に演奏したいなと思いました」と声を弾ませる。

そして、「バイオリンの練習は大変ですが、今日クランクインして玉響メンバーの演奏している姿を拝見して、皆さんたくさん練習されてたんだろうなと、あらためて思いました。一緒に楽しく演奏できるように引き続き頑張りたいと思います。演奏シーンがドラマの見せ場ですが、個性的なキャストの皆さまが集まっていらっしゃるので、セリフの掛け合いもすごく楽しみです。個性が強くて色もバラバラで、圭さんを含めたメンバーが集まった時に、どういう現場になるのか、今からワクワクしています!」と期待をもって撮影に臨む。

田中は「僕含めて個別で練習してきたメンバーが集まったので、僕は楽器ではないですが、一緒に頑張ろうね!という初日でした。麦ちゃんが来たら、より一層結束したパワーが高まると思います」と撮影を振り返る。

続けて、「神奈川フィルハーモニー管弦楽団の皆さんも、初めてのドラマ撮影ということで、慣れないことも多かったと思いますが、キャストメンバーたちに演奏のアドバイスをしてくださったり、温かく距離が近く感じました。ここからさらに時間が経っていけば、皆さんともっと溶け込んでいけると思います」と手応えを伝える。

さらに、「指揮は、なかなか自信が持てません…」と心配な様子を見せつつも、「撮影する前に練習をしてきたとはいえ、見れば見るほど、指揮の奥深さや難しさを感じます。特に僕が演じる常葉朝陽という役は、世界で活躍するマエストロなので、朝陽の指揮に説得力を持たせなくてはと思いますので、難しいことはいっぱいありますが、とにかく楽しく撮影できればと思います!」とマエストロ役を全うすることを誓っている。

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