ロシア副首相「石油減産も」、1─11月は前年比+2.2%

[6日 ロイター] - ロシアのノバク副首相は1─11月の同国の石油・ガスコンデンセート生産が前年比2.2%増の4億8800万トンになったと述べた。

インタファクス通信が6日伝えた。

欧州連合(EU)は12月5日から海上輸送によるロシア産原油の輸入を禁止。主要7カ国(G7)、EU、オーストラリアは、ロシア産原油の上限価格を1バレル=60ドルとする制裁措置を発動した。

ロイターの計算によると、ロシアの1─11月の石油・ガスコンデンセート生産は日量1091万バレル。

ノバク副首相は6日、記者団に、制裁発動後もロシア産石油への需要は引き続き強いとし「世界の消費、経済成長にはエネルギー資源が必要。世界にある石油は多くはない。ロシア産石油にはこれまで常に需要があり、今後もそうだろう。供給網は変わるだろう。しかしこれを悲劇とは見ていない」と述べた。

また不確実な状況の中でロシアが石油生産を減らす可能性があると指摘し「(減産)規模は大きくないと思う。状況が安定するよう努力しているが(減産の)可能性は排除しない」と語った。

企業関係者は、EUの禁輸措置発動後、来年初めのロシアの石油生産が日量50万─100万バレル減少する可能性があると述べた。

ロシア紙コメルサントが6日、関係筋情報として伝えたところによると、11月の生産は日量平均148万6000トン(1089万バレル)で10月から2%増加。極東サハリン1事業の生産再開が寄与したという。

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