第3四半期の南アGDP、前期比+1.6% コロナ前上回る

[プレトリア 6日 ロイター] - 南アフリカ統計局が6日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前期比1.6%増と、予想を上回った。GDPの規模は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前を上回った。

第3・四半期のGDPは前年比では4.1%増。

市場予想は前期比0.6%増、前年比2.8%増だった。

10産業のうち8産業がプラス成長、2産業がマイナス成長だった。

前期は洪水で主要輸出ハブの操業が混乱していたこともあり、プラス成長は予想されていた。

第2・四半期GDPは前期比0.7%減、前年比0.2%増だった。

ラマポーザ大統領は声明で、パンデミック下で策定した経済計画が実を結びつつあるとし、「国内経済の状況を踏まえると自己満足の余地はないが、景気回復が進みつつあると認識することはできる」と述べた。

金融サービス企業モメンタムのエコノミストは「きょうの統計は明るい材料だが、国内だけでなく海外でも今後の成長環境が厳しい点に留意する必要がある」と語った。

キャピタル・エコノミクスのエコノミストは、第3・四半期GDPは最も楽観的な予想よりも強い内容だったとした上で、今年の成長率予測を従来の1.5%から2.5─3%に上方修正する考えを示した。

南ア中央銀行は11月時点で今年の成長率を1.8%と予測している。統計局によると、1─9月のGDPは前年比2.3%増加した。

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