末期がん報道のペレ、SNSで「力に満ちている」宣言 W杯ブラジル戦も観戦

元サッカー選手のペレ(82)が「力に満ちている」とソーシャルメディアで報告した。ブラジル代表として3度ワールドカップに優勝した「サッカーの王様」ペレは、大腸がんの治療が末期医療に切り変わったと報じられていた。

3日、ペレは、ソーシャルメディアにこう綴っている。「友達よ。皆を落ち着かせ、ポジティブにさせたい」「私は強く、多くの希望を持ち、いつも通り治療を受けている。私が受けている全てのケアに対し医師と看護師チームの全員に感謝したい」「私は神を強く信じているし、世界中の皆から受け取る全ての愛のメッセージのおかげで私は力に満ちている。そしてワールドカップのブラジル戦も観ているよ!」「全てのことにありがとう」

1958年から1970年にかけて3度の優勝をブラジルにもたらしたペレは、祈る手の絵文字で投稿を締めくくっている。

ペレは昨年9月から化学療法を受けており、先週火曜日(11月29日)にサンパウロの病院に入院、地元紙フォルファ紙は、ペレが化学療法を停止、現在は痛みを抑える処置を受けていると報じていた。

一方娘のケリーさんは、「心配はありません」とファンを安心させている一方、病院側はペレの状態は「安定」しており、今後も治療のため入院を続けるとコメントをしている。

ペレは1957年から1977年にわたる輝かしいキャリアを通し831試合に出場、757ゴールを獲得、しかし当時所属していたチーム、サントスFCはゴール数は1000に近いと主張している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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