【名古屋駅近】大人気!バターの焼き菓子専門店「Buttery<バタリー>」おすすめTOP3現地ルポ

バター好きさんにぜひ訪れてほしい、名古屋駅近くの「Buttery(バタリー)」。バターにこだわる焼き菓子専門店です。オンライン販売もしているバタリーサンドやバタリークッキーはもちろん、お店限定の焼きたてフィナンシェやカヌレも魅力。2021年にはButteryのお菓子とコーヒーが楽しめる新店舗「Buttery 名駅桜通店」もオープンしています。大人気バタリーの、幸せ運ぶバタースイーツの数々を徹底取材してきました。

2019年オープン以来注目の「Buttery(バタリー)」

名古屋駅から徒歩約6分、街の喧騒を離れたら出会えるバターにこだわった焼き菓子専門店「Buttery(バタリー)」。フランス産発酵バター、国産発酵バター、北海道バターなど、厳選したバターを使ったお菓子が、地元の方を中心に人気を集めるお菓子屋さんです。外国の街角のような石造りの外観で、店内の暖かな光が外に漏れていました。

扉を開けたら甘く香ばしい香りに包まれる店内。大きなガラス越しに工房を開放し、テキパキとパティシエさんたちがお菓子を作る姿も食べる側の安心感に繋がっています。

日本に数台しかないスチームラックオーブンも見れ、オーブンがゆっくり回転しながら焼きあがる様子にワクワク!

工房で焼きあげた焼きたての「フィナンシェ」や「カヌレ」、バターサンドやクッキーの焼き菓子がずらりと並んでいます。

りんごやイチゴのタルト、プリン、シュークリームなど、バターを使ったケーキも5〜7種類。焼き菓子や生菓子に季節の旬を取り入れて、体に優しいスイーツです。

チーズクッキーやブラウニーなど焼き菓子のラインナップは豊富。

単品・ギフトBOXも用意されています。

スルスルとリボンをほどくときから楽しいクッキー缶。箱やクッキー缶は宝箱にしたくなるオリジナルデザインで、自分用や贈り物にもぴったり。

バタリーのおすすめTOP3

フィナンシェ

お店限定で「焼きたてフィナンシェ」が販売されています。この日は、通年の「プレーン」(320円・税込)、季節限定の「メープルりんご」と「塩キャラメル」(各340円・税込)の3種が登場。季節でフレーバーが変わります。

焼きたての「プレーン」(右)と「メープルりんご」(左)をいただきました。個包装の日持ちするフィナンシェとは違う、焼きたてならではの食感は来店したらぜひ試したいもの!

フランス産発酵バターを使ったフィナンシェは、焼きたては外はカリッと密度が高く、中はきめ細かくてしっとり。「プレーン」はキビ砂糖がまろやかで香ばしく、バターのコクがリッチに広がります。

りんごジャムとメープルが甘酸っぱい「メープルりんご」は、ペカンナッツをアクセントにフルーティーなバター感がたまらない。オーブントースターで少し温めると、バターがじゅわ〜と一層ジューシーに!

「焼きたてフィナンシェ」各種は店頭販売のみ(オンラインなし)、消費期限は翌日中。

オンラインでは「フィナンシェギフトアソート(プレーン・季節限定/2種6個入)」(2,150円・税込)が販売され、賞味期限は製造日から10日間と長めです。

カヌレ

フィナンシェ同様、お店限定で「焼きたてカヌレ(プレーン・季節限定)」も1個から販売しています(270円〜)。スチームラックオーブンのスチーム効果でしっとりと包み込むように焼き、自動のラック回転で焼きむらがないように焼き上げているそう。

人気のカヌレ5種類のアソートボックス「バタリーカヌレボックス(5個入)」(1,950円・税込)。(左から)この日は季節の味を含めた「チョコ・栗・プレーン・抹茶・柚子」が登場し、細長いボックスに1列に並んで可愛らしいです。

フランス産発酵バターと北海道バターを使ったカヌレ。飴色の外側はカリッバリッとした食感で、中はむっちりと弾力があり、食感と各フレーバーのコントラストを味わえます。

バターのコクとラム酒の香りをシンプルに味わう「プレーン」、ココアパウダーのビターが心地よい「チョコ」、西尾抹茶の渋みが凛々しく香る「抹茶」、柚子の皮入りで苦味も爽やかな「柚子」、まろやかな栗の甘みにほっこりする「栗」。すべて洋酒入りですが強すぎず、甘すぎず、素材の味をじっくり味わう大人向けなカヌレたち。

焼きたて当日の食感は自宅で再現できます。600Wで10〜20秒ほど温めて、トースターで4〜5分ほど温め、冷蔵庫で10分程冷やすという3つの工程。冷やすと徐々に外側がカリカリに。このひと手間が大事です!

店頭とオンラインで販売し、消費期限は製造日から3日間(要冷蔵)。

バタリーサンド

国産発酵バターを使ったクッキーで、北海道バターのバタークリームを挟んだ「バタリーサンド」。季節でフレーバーが変わり、小花模様の缶もキュートで定番ギフトにしたくなります。

2022年12月1日(木)から登場中の冬の新作「バタリーサンド(9個入)」(3,240円・税込)。12月の新フレーバー「キャラメルりんご・柚子・抹茶」が各3個入っています。

サクッと軽いクッキーと、空気のようにふわっと軽いバタークリーム。キャラメルのほろ苦い甘さとりんごが相性抜群の「キャラメルりんご」、柚子ジャムが清々しくてコクもある「柚子」、フランス産ホワイトチョコレートに西尾抹茶が渋みを効かせた「抹茶」。

口の中でとろけて後口もくどくなく、もう1個食べたいなと思わせる調度いいサイズ感。お腹に重くないのも大人たちにはうれしいですね。

店頭とオンラインで販売し、消費期限は製造日から3日間(要冷蔵)。

他のバタースイーツもチェック!

バタリークッキー

ずっしり重みがある「バタリークッキー(60枚入)」(2,700円・税込)。缶を開けたら、みっしり敷き詰められたクッキーと香ばしい香りに感激……。

1枚は薄くてサクサクと歯切れよく、噛むほどにしっとり芳醇なバターが広がります。甘さも控えめで、バターと小麦粉の優しい素材の味わいに手が止まらない!

店頭とオンラインの販売で、賞味期限は製造から20日間と日持ちします。

店頭販売のみ!シュークリーム

お店限定販売の生菓子で人気の「シュークリーム」(320円・税込)。手のひらにどんっとのるほど大きい! 真ん中にはポンポンとクリームを飾り、帽子のようにシュー生地をのせてメルヘンチックな形。

まず、シュー生地を一口食べてびっくり! カリッとサクサクのクッキー生地でバターの香りが豊かで、この時点ですでに幸せ……。

カスタードクリームはぽってりとして甘さを抑えて濃厚。中央には生クリームを添えてミルキーな変化をつけ、下のシュー生地の中まで溺れそうなほどたっぷり入っています。ダブルクリームにシュー生地のバターも重なるリッチな逸品。シュー生地も主役級なのもButteryならでは!

ちなみに、もっとバターを推しているのは「バタリーシュークリーム」(480円・税込)。発酵バターをたっぷり使って、見た目からバター好きを魅了。

シュークリームや生菓子は店頭販売のみ(売り切れ次第終了)で消費期限は当日中。

混み合う時間帯

「Buttery」はテイクアウト限定ですが、お店の前にはちょっとしたベンチや公園があるので、購入後そちらでサクッといただく方もいるそうです。

今回は11月下旬の夕方に訪問。混雑する時間帯は「オープン〜13時頃まで」と、お仕事帰りの方が多くなる「夕方の時間帯」とのこと。夕方は売り切れることが多いので、早めの時間帯が狙い目です!

2021年オープン「Buttery 名駅桜通店」

最後に、Butteryの焼き菓子と自家焙煎のコーヒーを一緒に楽しめる「Buttery 名駅桜通店」も少し紹介します。

コーヒーメインの新店舗

「JR名古屋駅」桜通口から徒歩約8分、大通りにオープンしたButteryの新コンセプトショップ。

焙煎機・生豆・焙煎した豆と、コーヒーになるまでの流れを見ることができるラボのような内装。白と木目を基調に9席のイートイン席を設け、小さめの店内は1人でも訪れやすく、ほっとする空間です。

バタースイーツと合う、季節にあわせたスペシャルティコーヒーは約10種類。東ティモール・エチオピア・タンザニアなど世界各国の生豆を、浅煎り・中煎り・深煎りで提供しています。

コーヒーは豆を挽き、1杯ずつ丁寧にハンドドリップ。ドリップ中に舞うコーヒーの香りに、待っている間も癒されました。コーヒーがメインですが、カフェオレとダージリンティーもあります。

コーヒーと合わせたいButteryのお菓子は、カヌレ・リーフパイ・バターサンド・季節のフィナンシェなど人気のものが5〜7種類ほど(バターサンドはイートイン限定、他はテイクアウトOK)。

ドリップバッグと焼き菓子のギフトBOXの他、マグカップやトートバッグなどの限定ロゴグッズも販売しています。

居心地よいコーヒー時間

イートインスペースでいただいたのは「バタリーブレンド No.1(HOT)」(イートイン720円・税込)。濃厚なButteryのお菓子と相性がよいオリジナルブレンドです。深みと苦味がベストバランスで、ミルクなしでも飲めるほどスッキリとした飲み心地。

「ラムレーズンのバタリーサンド(イートイン限定)」(360円・税込)と「バタリーカヌレ」(イートイン380円・税込)を添えました。バターサンドは冷えていてゆっくり味わえ、カヌレはカリカリもっちり温かい極上の状態! 窓辺で時間を忘れて、ついつい長居してしまいそうに。

「午前中やカフェタイム」の店内利用は並ぶ可能性が高いので、利用時は時間に余裕をもって訪問するといいですね。

要注目!名古屋の新バタースイーツ

目覚ましいバタースイーツ界でも新しさを感じさせてくれた「Buttery」。オンライン販売も好評で、私もお店では気になるお菓子ばかりでした!

両店舗とも名古屋駅から徒歩圏内なので、こだわりの名古屋土産として、または観光の散策中のひと休みとして、バターの至福に包まれるひとときをどうぞ。

Buttery(バタリー)

●住所:愛知県名古屋市西区名駅2-23-14 VIA141 1階

●TEL:052-564-3553

●営業時間:10:30~18:30

●定休日:火曜・第3水曜

●交通:「名古屋駅」から徒歩約6分

●HP:https://www.buttery.jp/

●Instagram:@buttery.jp

●オンラインショップ:https://buttery.stores.jp/

バタリー名駅桜通店

●住所:愛知県名古屋市中村区名駅3-21-7 名古屋三交ビル1階

●TEL:052‐446‐6030

●営業時間:9:00~19:00

●定休日:水曜

●交通:「名古屋駅」から徒歩約8分

●Instagram:@buttery.coffee.jp

[all photos by kurisencho]
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