<レスリング>【記録】浅川享助(北杜クラブ)が「51歳0ヶ月14日」で出場へ、出場最年長記録の更新なるか

 全日本選手権に史上初めて50歳代の選手の出場が実現するか? 2022年天皇杯全日本選手権の男子グレコローマン55kg級に、全日本社会人選手権2位の出場資格で浅川享助(北杜クラブ=山梨学院大卒)がエントリー。同選手は「1971年12月8日」生まれで、試合当日(12月22日)は「51歳0ヶ月14日」となる。

 これまで全日本選手権に出場した最年長選手は、2019年大会の男子グレコローマン55kg級に出場した川口智弘(三重・松阪クラブ)の「49歳10ヶ月12日」(関連記事)。浅川が出場すれば、それを約1年2ヶ月更新し、大会史上初めて50歳代での大会出場となる。

 2019年前までの最年長は「47歳9ヶ月」で、浅川が同年の大会に出場したときは「48歳0ヶ月」で、記録更新・最年長と思われたが、同じ大会に川口が49歳で出場して2位となった。「初の50代出場」というおまけをつけて、3年ごしの悲願達成なるか。

 なお、今大会にエントリーした397選手のうち、昭和生まれは浅川を含めて7選手(すべて男子)。最後まで残る“昭和生まれ”は、だれとなるか?

▲12月22日にマットに上がれば、全日本選手権史上最年長の出場となる浅川享助(北杜クラブ)=2019年大会、撮影・矢吹建夫

© 公益財団法人日本レスリング協会