7日(水)の天気 きょうは「大雪」 日本海側は雪が強まる所も 太平洋側は晴れて関東は日差しに温もり

 きょう7日(水)は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」。雪が大いに降り積もる頃ともいわれるが、こよみ通り、北日本の日本海側では雪が降り続き、積雪が増える見込み。太平洋側は広く晴れて、きのう(火)も真冬の寒さだった関東では、日差しに温もりを感じホッとできそうだ。

冬型 日本海側は雪や雨 降り方が強まる所も

 日本付近は冬型の気圧配置で、上空には強い寒気が流れ込んでいる。北日本の日本海側は断続的に雪が降り、局地的に降り方が強まったり、ふぶいて見通しが悪くなる所もある見込み。積雪や路面の凍結などによる交通障害や、電線などへの着雪に注意が必要だ。

 北陸から山陰にかけては、平地では雨、山沿いでは雪が降る見込み。北陸を中心に落雷や突風、急な雨の強まりに注意が必要となる。

太平洋側は広く晴れ 関東は3日ぶりの晴れ間

 太平洋側は広く晴れるが、東北の太平洋側は雪雲の流れ込む所がありそうだ。関東は、朝のうちは濃い霧で見通しの悪い所があるが、日中は3日ぶりに晴れ間が広がる見込み。空気も乾くため、ここ数日、乾きにくかった洗濯物も、外干しで気持ちよく乾きそうだ。ただ、日没が早いので、夕方前には洗濯物を取り込んでほしい。

全国的に冬らしい体感 関東は気温二桁に届く

 けさも全国的に冷え込んでいて、東京都心などで今シーズン一番の冷え込みを更新している。
 日中も、初冬のこの時季らしい体感となりそうだ。予想最高気温は、北日本は10℃未満、関東から西の太平洋側は15℃前後の所が多い見込み。関東は、きのうよりも大幅にアップし、気温二桁に届いて日差しの温もりを実感できそうだ。

週間天気 冬の天気分布続く

 日本海側は、この先も雪や雨の降る日が多く、北日本の日本海側では当面、あす8日(木)にかけて局地的に雪の降り方が強まり、大雪となるおそれがある。関東から西の太平洋側は概ね晴れて、空気の乾燥が進みそうだ。

(気象予報士・海老原美代子)

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