こんにちは!bambi夫婦です。今回はDODの自立式インナーテント「フカヅメカンガルーテント」をご紹介します。このインナーテントがあれば、シェルターの無駄なスペースをなくし、シェルター内のスペースをより広く快適に使うことができますよ!その名の通り、カンガルースタイルに適したインナーテント。実際にSSサイズとSサイズの両方を使用してみた筆者が特徴や魅力、注意点についても解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
DOD「フカヅメカンガルーテント SS・S」の基本情報
「フカヅメカンガルーテント」は、大型シェルターのカンガルースタイル専用の自立式インナーテントです。
カンガルースタイルとは:大型のテントやシェルターの中に就寝用の小型テントを入れこむキャンプスタイルのこと。
今回ご紹介するDODの「フカヅメカンガルーテント」は、この小型テントとして使いやすいインナーテントです!
サイズはSSとSの2種類があり、SSはソロ用、Sは2人用に向いています。
また、カラーはタンとブラックの2種類があります。
最近はブラック系で統一されたサイトコーディネートも増えてきているので、ブラックのインナーテントで合わせやすいですね。
DOD「フカヅメカンガルーテント SS」
- 組立サイズ(外寸):(約)W215×D95×H116cm
- 収納サイズ:(約)W43×D15×H15cm
- 重量(付属品含む):(約)2.4kg
- 定員:大人1人
- 材質:壁面:コットン、フロア:210Dポリエステル(PUコーティング)
ポール:アルミ合金 - 最低耐水圧:5,000mm ※フロアのみ
- セット内容:テント生地、ポール(黒)、ポール(シルバー)、ペグ×6本、ロープ×2本
ポール用収納袋、ペグ用収納袋、タイベルト、キャリーバッグ - カラー:タン、ブラック
DOD「フカヅメカンガルーテント S」
- 組立サイズ(外寸):(約)W215×D155×H123cm
- 収納サイズ:(約)W47×D17×H17cm
- 重量(付属品含む):(約)3.0kg
- 定員:大人2人
- 材質:壁面:コットン、フロア:210Dポリエステル(PUコーティング)
ポール:アルミ合金 - 最低耐水圧:5,000mm ※フロアのみ
- セット内容:テント生地、ポール(黒)、ポール(シルバー)、ペグ×6本、ロープ×2本
ポール用収納袋、ペグ用収納袋、タイベルト、キャリーバッグ - カラー:タン、ブラック
【特徴1】前後非対称!変わった形がぴったりフィットの秘訣
一般的なインナーテントは、前後対称な形状をしているのがほとんどですが、フカヅメカンガルーテントは前後非対称な形状をしています。
後ほど詳しく説明しますが、この形状が重要であり、シェルターテントをより広く使えるために設計されています。
【特徴2】コットン100%!天井フックや収納ポケット・コンセント用ファスナーもあり
コットン100%の生地が採用されており、吸湿性に優れているため、テント内の結露を大幅に低減してくれます。
さらに、天井フックや収納ポケットが付いているので、ライトや小物類を吊るしたり、収納できます。
コンセント用ファスナーも付いており、配線だけを通してファスナーを閉めれば冷気や虫などをブロックしながら電気機器を使用することができます。
【特徴3】大型ドアでフルメッシュに切り替えが可能
前後2箇所に大型ドアがついています。
ドアはフルメッシュに切り替えることができるので、天候に応じて換気する量を調整できますよ。
【サイズの違い】SS(1人用)とS(2人用)の比較をしてみた
フカヅメカンガルーテントは1人用のSSサイズと、2人用のSサイズの2種類のサイズが展開されています。
中の広さをみると、SSサイズはコットやマットを1個置くとジャストフィットし、余分なスペースはありません。
一方でSサイズは2人用なので、コットやマットを2つ置くことができます。
1人で使用するならコットを置いても余ったスペースがあるので、快適に過ごせそうですね。
DOD「フカヅメカンガルーテントSS・S」の魅力&注意点を徹底レビュー!
「フカヅメカンガルーテント」を実際に使用してみて感じた魅力と注意点について紹介します。
さらに今回は「フカヅメカンガルーテント」と相性抜群のDODシェルター「ヨンヨンベース」と組み合わせて使っていますので、ぜひ参考にしみてくださいね。
【魅力1】シェルターテントのスペースを有効的に使える
やはり何と言っても、前後非対称の形状したのおかげで、インナーテントを奥まで入れ込むことができ、シェルターの壁にある無駄なスペースをなくすことができます。
つまり、シェルターとインナーテントをジャストフィットすることができるので、シェルターテントのスペースをより広く使えるようになりますね。
大型シェルターなら多少のスペースが余っても広く感じますが、特に小型や中型シェルターの場合だと、この無駄なスペースを出来るだけなくし、広く使うことで快適性が上がります。
【魅力2】コットン生地なのでテント内の結露を軽減
コットン100%の生地を採用しており、吸湿性に優れているため、テント内の結露を低減してくれます。
一般的にインナーテントとして使用される素材は、ポリエステル生地を使っていることが多く、結露が発生しやすいです。
一方でコットン生地であれば、結露によって水滴が発生しにくいので、テントに当たった際に服が濡れなかったり、撤収時にテントに付着した水滴をタオルで拭かなくてすみます。
しかもコットン生地は保温性にも優れているので、テント内が暖かい空間になり、気持ちよく寝れそうですね!
【魅力3】大型ドアで座っても頭が当たらず、出入りもスムーズに!
実際に使ってみて筆者が一番気に入ったことは、テントに座ったときや出入りのときに頭が当たらないこと!
テント内の高さはSSサイズ:116cm、Sサイズ:123cmと、余裕のあるつくり。
大型ドアにより天井が高く、必要以上に頭を下げる必要もありません。自然な体勢で過ごせます。
縦や横のサイズ感としてはコットやマットがちょうど収まるスペースしかありませんが、高さは最大限に活かしている構造なので、圧迫感もなく快適に過ごせます!
【魅力4】耐水圧の高い防水フロアで浸水や冷気を軽減
一般的なテントの耐水圧は1,500〜2,000mm程度ですが、フカヅメカンガルーテントのフロア部の耐水圧は5,000mmであり、高い防水性です。
実際に触ってみると、生地が厚く、丈夫そうな肌触りで、これなら激しい雨が降って地面が濡れても浸水の心配はいらないと思いました。
また、耐水圧が高いもう一つのメリットとして、冷気も軽減してくれます。
なので、コットン生地による保温性と高い耐水圧のフロアで冷気を軽減してくれるので、内部は寝るのに快適な空間になっていますね。
【注意点1】コットン生地なのでカビに注意
コットン生地はカビが発生しやすいので、しっかり乾燥してから収納することが大事です。
コットンは水を弾かず吸収しすぎてしまい、濡れた状態で保管すると、カビが発生します。
なので撤収時はシェルターから外に出して、乾燥させるようにしましょう。
【注意点2】フライシートは別売りで購入する必要あり
インナーテント単体として使うことを前提にしているため、フライシートは付属していません。
単体だと防水性はないのですが、別売りの専用フライシートを購入することで、防水性のあるテントになります。
ちなみに、フカヅメカンガルーテントの収納袋にフライシートもまとめて収納することができますので、コンパクトなサイズのままです。
DOD「フカヅメカンガルーテント」をおすすめする人
DOD「フカヅメカンガルーテント」をおすすめしたい人はこんな方です。
シェルターのスペースを有効的に広く使いたい人
フカヅメカンガルーテントの最大のポイントである前後非対称の形状で、シェルターテントの壁に寄り添うことができます。
今までのインナーテントであれば無駄になっていたスペースが、フカヅメカンガルーテントで解消されます。
また、DODのシェルター「ヨンヨンベース」との相性が抜群に良く、壁面の角度がフカヅメカンガルーテントと同じくらいになっており、無駄なスペースがまったくありません。
シェルター内のスペースが増えるので、ギアを増やしても圧迫感を感じなかったり、シェルター内の移動や過ごし方も変わってきますので、有効的にスペースを使いたい人におすすめです。
インナーテントで快適に過ごしたい人
フカヅメカンガルーテントの大型ドア、コットン100%生地やフロア部の高い防水性などの組み合わせで、快適なインナーテントに仕上がっています。
そのため、インナーテントにコットやマットを置いて座りながら過ごしたい人や、外からの冷気を軽減し、保温性の高いテントで快適に寝たい人にぜひおすすめしたいですね!
DOD 「フカヅメカンガルーテント」でシェルターをより広く快適に使おう!
今回はDODの「フカヅメカンガルーテント」をご紹介しました。
今まではインナーテントを置くことでシェルター内に余ったスペースができて無駄になっていましたが、「フカヅメカンガルーテント」を使えばシェルター内をより広く使えるようになります。
さらにコットン生地や大型ドア、高い防水性、フルメッシュの切り替えなど、インナーテントとして快適に使えること間違いなし!
これを機にカンガルースタイルにチャレンジしみてはいかがでしょうか。