京阪バスや京阪電鉄ら6者、自動運転バスの実証実験を大津市で実施

京阪バス株式会社(以下、京阪バス)ら6者は、国土交通省の令和3年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)を活用し、自動運転バスの実証実験を実施する。12月5日付のプレスリリースで明かした。

同実証は、大津市、京阪バス、京阪電気鉄道株式会社、先進モビリティ株式会社、BIPROGY株式会社、日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社の6者で実施する。目的は、高齢化する住民の移動手段確保、および観光客の二次交通充実だ。

また、同実証は、2022年12月10日~2023年2月28日に実施する。使用する車両は、自動運転装置を搭載した小型ディーゼルバス、および小型電気バスだ。

さらに、同実証では、2022年12月13日~2023年2月28日の間に、自動運転バスの利用促進と大津市内の回遊性向上を目的とした、大津市自動運転・京阪バス大津市内乗車券アプリを提供する。同アプリでは、自動運転バス片道チケット/京阪バス大津市内1日フリーきっぷのデジタルチケットサービスの提供、および地域店舗と連携したデジタルクーポン/地域のイベント情報を配信する予定だ。

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