限定キャラスイーツ かわいい? 岡山のカフェ 原田治展合わせ提供

イチゴとベリージャムたっぷりの「いちごのモチモチワッフル」

 岡山シティミュージアム(岡山市北区駅元町)で開催中の特別展「原田治展『かわいい』の発見」(山陽新聞社など主催)に合わせ、カフェ「ONSAYA COFFEE」(本店・同奉還町)が限定メニューを提供している。キャラクターや会場の雰囲気そのままの、ポップなスイーツやドリンクで、会期と同じ25日まで。

 同展は1970~90年代、米国のコミックなどの影響を受けたデザインで若者の心をつかんだ人気イラストレーター原田治さん(46~2016年)の仕事ぶりを紹介する。会場には「オサムグッズ」と呼ばれるキャラクター商品をはじめ、広告や出版物など多彩な作品が並ぶ。

 スイーツメニューは2種類のワッフル。タピオカ粉などを生地に使った「いちごのモチモチワッフル」(980円)は、甘酸っぱいベリージャムが味を引き締める。「ゴールデンチョコバナナワッフル」(780円)は、特製チョコソースをかけ、卵黄や粉糖の“カリカリ”を散らした楽しい一品。どちらも原田さんの代表的なキャラクター、女の子の「ジル」や猫の「キャット」をかたどったクッキーをあしらう。

 ドリンク類にプラス150円で、表面にココアパウダーでキャラクターを描いてもらえる「ステンシルカスタマイズ」もある。

 奉還町本店、問屋町店(同問屋町)、表町店(同表町)で注文できる。メニュー開発を手がけた問屋町店の峰山千穂店長(39)は「原田さん作品のように、大人から子どもまで世代を超えて楽しんでほしい」と話している。

多彩なキャラクター商品が並ぶ原田治展

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