【6日】長崎県内コロナ1262人コロナ感染 1人死亡、累計は24万人超え

新型コロナウイルス感染者の入院状況(5日午後7時現在)

 長崎県は6日、県内で新たに1262人の新型コロナウイルス感染者を確認し、70代の男性1人が亡くなったと発表した。千人を超えたのは9月21日公表の1008人以来。累計感染者数は24万人を超えた。県民の約19%に当たる。
 新規クラスター(感染者集団)は3件発生。壱岐市の保育園で13人(園児11、職員2)、長崎市の二つの医療機関で9人(患者5、医療従事者4)と5人(いずれも患者)がそれぞれ陽性となった。
 年代別は10歳未満が221人(17.5%)で最多。▽10代204人▽40代201人▽30代172人▽50代130人▽20代121人▽60代78人▽70代77人▽80代43人▽90歳以上15人-と続いた。重症化リスクが高い60代以上は213人だった。
 佐世保市は米海軍佐世保基地で5日、新たに基地関係者(軍人、軍属ら)9人の感染を確認したと発表した。
 県は6日時点のゲノム(全遺伝情報)解析結果を発表。11月20~26日に検体を採取した9人のうち1人がオミクロン株の派生型「BA・2.3・20」で県内で初確認となった。
 4日時点の県内のワクチン接種率は1回目82.4%、2回目81.3%、3回目70.4%、4回目44.3%。3回目以降のうちオミクロン株対応は21.1%。


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