佐世保市議の橋之口裕太氏(39)は6日、同市内で会見し、任期満了に伴う来春の同市長選に無所属で立候補すると正式表明した。
橋之口氏は出馬理由で、5選不出馬を表明した朝長則男市長の手腕を一定評価し、「(市政の)いい面を伸ばし、見直すべきところを見直しながら、歩み続ける必要がある。歩みを止めてはならない」と強調。「われわれ若い世代が立ち上がり、さらによい街にしていく必要があると考え立候補を決意した」と述べた。
具体的な公約は改めて示すと前置きした上で、教育や福祉などの政策に力を入れると説明。「市民のみなさんに笑顔になってもらいたい。経済や社会や環境のバランスをしっかりと取りながら持続可能な佐世保をつくりたい」とした。
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致や石木ダム建設は推進する考えを示した。
所属する自民党に推薦を申請したほか、公明党や連合長崎などにも推薦願を出す予定。現在2期目の市議は選挙戦まで続ける。
次期市長選を巡っては、元衆院議員の宮島大典県議(59)=佐世保市・北松浦郡区=が無所属での立候補を表明している。
橋之口市議が出馬正式表明 来春の佐世保市長選 朝長市政「いい面伸ばす」
- Published
- 2022/12/07 10:40 (JST)
- Updated
- 2022/12/07 10:52 (JST)
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