佐賀県知事選挙に立候補 山口祥義(やまぐち・よしのり)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う佐賀県知事選挙が12月1日告示、12月18日投開票の日程で実施されています。今回の佐賀県知事選挙には届け出順に自民・公明の2党が推薦する無所属現職の山口祥義氏(57)、共産党新人の上村泰稔氏(57)の2名が立候補しました。本記事では無所属現職の山口祥義氏についてご紹介します。

佐賀県知事選挙に立候補 上村泰稔氏の経歴・政策まとめ

佐賀県旧 福富町生まれ、東京大学卒業。旧 自治省に入省しさまざまな役職を務めた後、佐賀県知事を2期務める

山口氏は1965年佐賀県旧 福富町(現 白石町)生まれ、東京大学法学部卒業。

旧 自治省(現 総務省)に入省し、鳥取県観光物産課長、鳥取県財政課長、消防庁救急救助課課長補佐、内閣官房内閣安全保障・危機管理室参事官補、自治省財政局公営企業第2課兼準公営企業室課長補佐、総務省自治税務局固定資産税課課長補佐、総務省消防庁総務課課長補佐・理事官、鳥取県商工労働部長、内閣府政策統括官付跡地利用企画官、内閣府沖縄振興局総務課跡地利用促進室長、総務省消防庁広域応援対策官兼救急企画官、長崎県総務部長、総務省地域力創造グループ過疎対策室長、東京大学教授(大学院総合文化研究科)、株式会社JTB総合研究所地域振興ディレクター(官民交流)、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長特別補佐を歴任しました。

2015年の佐賀県知事選挙に初当選、2019年に再選。今回は3期目を目指しての立候補となります。

山口氏が掲げる政策とは

山口氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

○続!世界に誇れる佐賀づくり!
今、時代は大きく動いています。人への投資を加速し、佐賀で学び、佐賀で活躍する人材を育成する高等教育機関の設置など、教育の充実に力を入れます。

○救える「命」を救いたい!
近年、頻発している豪雨災害や新型コロナへの時機を見た対応に全力を尽くします。数々の現場経験から積み重ねた「危機管理のプロ」としての知見を県民の命を守るために生かしていきます。

○人の想いに寄り添い、温もりのある県政を
人はそれぞれ様々な想いの中で生活しています。障害のある方、外国人など様々な方の声に耳を傾け、みんなが自分らしく生き生きと輝ける佐賀をつくります。今後も女性が活躍する環境を大切にしていきます。

○子育てし大県“さが”
子育ては自分育て。お母さんもお父さんも職場や地域の人も、皆で子どもと関わって共に成長する。子育てが楽しい。そんな「子育てし大県“さが”」プロジェクトを引き続き前へ進めていきます。

○さらに拡がる!交通ネットワーク!
有明海沿岸道路、佐賀唐津道路、西九州自動車道、九州佐賀国際空港、唐津港、伊万里港。人や物の流れを生み出し地域の未来を拓く交通ネットワークの整備を、更に力強く推進していきます。

○農林水産業の振興なくして県勢の浮揚なし
大好評のトレーニングファームで担い手の育成を支援。佐賀牛のEU 輸出、県産品のブランド化、有明海の再生、森川海人っプロジェクト。佐賀県の誇りである農林水産業の未来を力強くつくっていきます。

○アリーナが拓く、スポーツ文化の新時代!
いよいよ2023年春に「SAGA サンライズパーク」がグランドオープン。県民がわくわくするスポーツ、コンサート、国際会議、見本市などで盛り上げます。SAGA2024 国スポ・全障スポでは県民の皆様とともに多くの感動と交流を生み出します。

○山をまもり、育て、未来へ伝える
山を大切にすることは、私たちの未来を守っていくこと。「山の会議」や“山活”をしっかりと後押しし、佐賀の山をそれぞれの個性が輝くエリアへと進化させ、「山の博覧会」「緑化フェア」開催へと盛り上げていきます。

○デジタルで新しい社会システムを創出!
今後とも佐賀県が最先端の「産業スマート化センター」、DX化で、デジタル化を牽引していきます。佐賀を実証フィールドに、デジタル技術で社会実装にチャレンジし、世界につながるローカルハブを目指します。

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