
大阪メトロは7日、2025年大阪・関西万博に向けて開発した新型車両を報道関係者に公開した。正面がガラス張りの八角形という宇宙船を意識させるデザインが特徴。来年4月から中央線を走る。同線は万博会場となる大阪市の人工島・夢洲まで24年度中に延伸する計画で、開幕までに23編成を導入して来場者の輸送を担う。
車内にWi―FiやUSBタイプの充電設備があるカウンターを設置。従来のつり広告を廃止し、開放感を出した。非常時には防犯カメラで乗務員室から車内の映像が確認できるよう防犯面にも配慮した。
24年度には、自動運転の実証実験を行う予定だ。