
6日までの1週間に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が、前週比で1.06倍になったことが7日、厚生労働省の集計で分かった。感染拡大が先行した東日本では、感染者数が減少に転じた地域が増えたが、西日本では増加が続いた。加藤勝信厚労相は同日、対策を厚労省に助言する専門家組織の会合で「新規感染者数の増加速度は低下したが地域差がある。病床使用率は上昇傾向にある」と述べた。
集計によると、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は、全国平均595人に対し、宮城が最多の1007人。秋田940人、福島925人が続き、依然として東日本に多い。