小田原市、同僚の財布から現金盗んだ男性職員を停職2カ月 「魔がさした」 警察は窃盗容疑で書類送検

小田原市役所

 小田原市は7日、同僚の財布から現金を盗んだとして、市環境部の男性職員(59)を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 市職員課によると、男性職員は10月に市内で除草作業をしていた際、公用車内の同僚職員の財布から3千円を盗んだ、としている。

 過去に何度か現金がなくなることがあり、被害職員が小田原署に被害届を提出。署は同日、男性職員を窃盗容疑で書類送検した。

 市役所の聞き取り調査に、男性職員は「魔がさした」などと話したという。

 守屋輝彦市長は「市民の信用を失墜させる極めて不適切な行為。綱紀粛正を徹底する」とコメントした。

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