相模原で浴室内の女性盗撮 疑いの警視庁巡査長を再逮捕 スマホから345件の動画見つかる

神奈川県警本部

 神奈川県警人身安全対策課と相模原南署は7日、県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで、警視庁蒲田署地域課の巡査長の男(36)=相模原市南区磯部=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、11月8日午後9時20分ごろ、相模原市内に住む団体職員の女性(50)方の浴室にスマートフォンを差し向け、女性を撮影した、としている。県警人身安全対策課によると、黙秘しているという。窓が開いていることに気付き、女性が110番通報した。

 同課によると、男のスマートフォンから、浴室と脱衣所を盗撮したと思われる345件の動画が見つかり、解析を進めている。男は11月16日、住居侵入の疑いで県警に逮捕されていた。警視庁警務部の大嶌正洋参事官は「捜査結果を踏まえ、厳正に対処したい」としている。

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