コロナ第7波、自宅死は776人 80代以上が半数超

新型コロナウイルスの自宅療養者(左)を診療する「ひなた在宅クリニック山王」の田代和馬院長=7月、東京都内(同クリニック提供、画像の一部を加工しています)

 厚生労働省は7日、新型コロナウイルス流行「第7波」の7~8月、自宅での死者が、全国で少なくとも776人いたと明らかにした。80代以上が半数以上を占めた。「第6波」の今年1~3月に自宅で亡くなった555人を上回った。

 基礎疾患の有無別でみると「あり」が69%で「なし」が19%、不明が12%だった。死亡直前の診断時の症状は「軽症・無症状」が41.4%で、中等症が13.1%、重症が7.1%だった。

 ワクチン接種歴でみると、1回は1%、2回は9%、3回は28%、4回は8%。未接種は20%、不明は34%だった。

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