【新型コロナ】“置き換わり”が要因か 静岡県内4190人新規感染 3か月ぶり4000人超(12/7)

12月7日、静岡県内で新たに4190人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。感染者が4000人を超えたのは約3か月ぶり。ウイルスの置き換わりが大きな要因とみられています。

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新たな感染者は、静岡市で810人、浜松市が1150人、そのほかの市や町の合計が2230人となっています。静岡県全体で、新たに2人の死亡が確認されています。

感染者が4000人を超えたのは約3カ月ぶり

感染者を曜日別にみますと、先週の水曜日(11月30日:3891人)に比べて299人増加しています。2日連続で前の週を上回っていて、感染者が4000人を超えたのは約3か月ぶりとなります。

このところの感染拡大の要因について、静岡県健康福祉部の後藤幹生参事は「置き換わり」が関係しているとみています。

<静岡県健康福祉部 後藤幹生参事>

「オミクロン株の中でBA.5よりも感染力の強いBA2.75などが県内で増えている。ゆっくり入れ替わってゆっくり増えている」

実際、今回の「第8波」は2021年の冬や2022年の夏に比べ、拡大のペースが緩やかになっています。ただ、県の調べでは、無料検査では、12人に1人くらいの割合で陽性になることが確認されているため、感染を避けたい人は長時間で大人数での会食をできるだけ避けてほしいと呼びかけています。

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