粉ふき、つっぱり…放置しない!乾燥する冬の「スキンケア」ポイント4つ

大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。

冬になると、肌が乾燥し、つっぱり感、皮めくれ、粉っぽさなどを感じますよね。「もう、毎年のことだし…」と諦めている人もいるのではないでしょうか。

けれども、乾燥は放置すると良いことがありません!放置せず、できる限り保湿ケアを心がけましょう。

今回は、乾燥する季節のスキンケアのポイントをご紹介します。

肌の「乾燥レベル」をチェックしよう

まずは、以下の指標を参考に、自分の肌がどのくらい乾燥しているかをチェックしてみましょう。

【軽度】

  • 肌が乾いた感じがするけどスキンケアをすれば翌日には気にならない
  • 肌にみずみずしさやうるおいがない

【中度】

  • 頬や口元など乾燥による皮めくれがある
  • 乾燥状態を数日間感じる、肌全体が粉っぽい

【重度】

  • スキンケアをするとピリピリする時がある
  • スキンケアをしてもうるおいやしっとり感が持続しない

乾燥と一言でいってもいろいろな状態があります。

軽度を放置すれば中度に、中度を放置すれば重度になり、肌あれや将来のシワ、シミ、たるみを招く原因に…。

どのレベルであれ、乾燥状態を放置しないことが大切です。

レベルに合わせて!スキンケアのポイント4つ

肌は水分と油分のバランスで肌状態が成り立っています。

軽度〜中度のような場合は特に「水分」が不足している傾向があるため、以下のポイントを意識してスキンケアを行いましょう。

軽度~中度の場合

【1】熱いお湯で洗わない

寒い季節はお湯を使う頻度も高くなると思いますが、朝夜の洗顔も熱いお湯でしていませんか?

熱いお湯は肌の水分や皮脂も奪い乾燥を招く原因となるため、洗顔時は水〜ぬるま湯(38℃まで)で洗いましょう。

【2】化粧水の量を増やす

スキンケアの中でも水の分類に入るのは化粧水です。

砂漠のように乾燥した肌に化粧水を1回つける程度ではうるおいは維持できません。

500円玉ほどの量を2、3回に分けて重ねづけする、化粧水の上から保湿美容成分が含まれたシートマスクを活用するなど水分量を高めましょう。

重度の場合

重度のような症状の場合は特に「水分」に加え「油分」も不足している傾向があります。

上の【1】、【2】に加えて、以下のことにも気をつけてみてください。

【3】スキンケアをつけるとピリピリする場合は、洗顔後に乳液

化粧水などをつけた時にピリピリ感を感じるのは乾燥によるバリア機能が低下しているサインです。

そういう時は、洗顔後、乳液を適量手にとり、顔全体になじませましょう。

乳液によってバリア機能を保護しピリピリ感をやわらげます。

【4】乳液とクリームを両方使う

化粧水のあと、乳液だけ、クリームだけで仕上げていませんか?

乳液もクリームも油分ですがどちらかというとクリームの方が油分が多く、テクスチャーも硬めなことから、化粧水の後すぐになじませてもなじみや浸透がゆっくりなことも。

乳液やクリームは化粧水や保湿美容液などの水分をしっかり閉じ込めるものなので、長時間の保湿の持続、しっとりした肌に変えていきたい場合は乳液を塗ってからクリームを重ねるのがおすすめです。

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冬は気温や湿度、冷気によって肌はダメージを受けて乾燥を招きます。

将来の肌のためにも乾燥を放置せず、しっかり保湿ケアを取り入れてみてください。

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