植物の葉で水や二酸化炭素(CO2)が通る「気孔」について、細胞内の2種類のタンパク質が結合したり離れたりしてCO2濃度を感知するセンサーの役割をしていることが分かったと、名古屋大などのチームが7日付米科学誌に発表した。
気孔がCO2に反応することは100年以上前から知られていたが、仕組みは不明だった。名古屋大の高橋洋平特任准教授(植物生理学)は「この仕組みを制御できれば、乾燥に強い農作物や、地球温暖化の原因となるCO2を多く吸収してくれる植物の開発につながる可能性がある」としている。
植物の葉で水や二酸化炭素(CO2)が通る「気孔」について、細胞内の2種類のタンパク質が結合したり離れたりしてCO2濃度を感知するセンサーの役割をしていることが分かったと、名古屋大などのチームが7日付米科学誌に発表した。
気孔がCO2に反応することは100年以上前から知られていたが、仕組みは不明だった。名古屋大の高橋洋平特任准教授(植物生理学)は「この仕組みを制御できれば、乾燥に強い農作物や、地球温暖化の原因となるCO2を多く吸収してくれる植物の開発につながる可能性がある」としている。
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