
【ハノイ共同】ベトナム国防省は8日、軍事兵器や防衛関連の装備品の国際展示会を首都ハノイで開いた。国防省によると、欧米やアジアなどの約30カ国から170以上の会社や組織が参加。日本は自衛隊の防空レーダーの製造元、三菱電機が出展し、高い技術力をアピール。ベトナムで大規模な防衛産業展示会の開催は初めて。10日まで。
外交筋によると、防空レーダーはベトナムが関心を示しているとされる。
日本の防衛装備庁はブースを設け、ベトナムを含む東南アジア諸国連合各国などの軍関係者やバイヤーらに製品をPR。日本とベトナムは昨年、防衛装備品・技術移転に関する協定に署名していた。