出品への疑問答えます みやざき総合美術展・自由表現部門

自由表現部門の出品相談に当たるアーツカウンシルみやざき、県障がい者芸術文化支援センターの専門スタッフ。「分かりやすく説明したい」と口をそろえる=宮崎市・同センター

 来年2月に宮崎市の県立美術館で開く公募展「第3回みやざき総合美術展」の自由表現部門で、出品前に提出する企画書を12月20日まで受け付けている。今回は、近年関心が高まっている障害者アートを含めたより幅広い作品を応募してもらおうと、出品に向けたサポート体制を充実させている。
 自由表現部門は、技法やジャンルにとらわれない自由な発想の作品、美術に対する新たな提案やチャレンジ精神を持った作品などを募集。企画書は、事前に出品や展示の可否を確認するために必要となる(映像作品は不要)。
 「出品可能な作品か」「企画書の書き方を知りたい」など、応募への疑問や不安を解消するため、同館内の同展事務局に窓口を設置。特にサポートが必要なものは、県芸術文化協会内の文化芸術支援機関「アーツカウンシルみやざき」と県障がい者芸術文化支援センターの専門スタッフが分担して対応する。
 両団体の担当者は「本人が作品とは思っていないようなものでも、視点を変えることで面白い芸術作品と捉えられる場合もある。企画書の書き方などを含め、分かりやすく対応したい」としている。
 企画書は同館や宮崎日日新聞社で配布するほか、同展ホームページ(HP)からダウンロード可能。必要事項を記入し、同館の地下1階警備室に持参するか、郵送(期限内必着)、またはメールbiten@the-miyanichi.co.jp に提出する。
 出品可能なサイズなど概要は、同展HP(https://www.the-miyanichi.co.jp/special/miyazakiartexhibition/03/)で確認する。
 自由表現部門の相談窓口は同館(電話)0985(20)3792(休館日を除く午前9時半~午後6時)。その他、問い合わせは同館と宮崎日日新聞社事業部(電話)0985(26)9303(平日午前9時~午後5時)。

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