宮城県の塩釜市と利府町で火事が相次ぐ 計3人けが

7日夜から8日朝にかけて宮城県では火事が相次ぎ、3人がけがをしました。いずれも命に別状はないということです。

警察と消防によりますと7日午後6時5分ごろ、塩釜市赤坂の飲食店で厨房から火が出ていると近所の人から消防に通報がありました。

火は約3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての店舗兼住宅1棟が全焼し、この家に住む54歳の男性が顔や両手に軽いやけどを負いました。

当時男性は天ぷらを揚げていたということで、警察は天ぷら鍋から出た火が燃え移ったとみて調べを進めています。

また、8日午前6時5分ごろ、利府町加瀬の住宅で「1階から火が出ている」とこの家に住む人から消防に通報がありました。

火は約1時間半後に消し止められましたが、木造2階建て住宅1棟が全焼しました。

この火事で、住人の50代の女性が逃げる途中に足をくじいたほか、80代の男性がのどの痛みを訴えてそれぞれ病院に搬送されました。

© 株式会社東日本放送