2023年2月17日より劇場公開される、第79回ヴェネチア国際映画祭で「監督賞」「新人俳優賞」を受賞した、ティモシー・シャラメ主演、ルカ・グァダニーノ監督最新作「ボーンズ アンド オール」の、予告編が公開された。
予告編は、人を食べる衝動を抑えられないマレンが、突然同級生の指に喰らいつくシーンで始まる。「警察が来る前に逃げろ」と父親に突き放され、たった一人で生きることになるマレン。そんなマレンの前に、青年リーが現れる。においからリーが同類と分かったマレンは、いつも優しくほほ笑むリーに運命的な出会いを感じ、心を許していく。場面は一転し、「君を探していた」と語る謎の男サリーが登場。マレンたちと同類のサリーは「絶対に同類は喰べない」と“人喰い”のルールを教える。そして、禁断の宿命を背負ったマレンとリーが、居場所を探す旅路が映し出される。
あわせて公開された日本版ポスターは、「愛は、血の味がした。」のキャッチコピーに、夕闇が迫るアメリカの荒野で顔を寄せ合うマレンとリーの姿が大きく切り取られたヴィジュアルとなっている。
「ボーンズ アンド オール」は、生きるため本能的に人を食べてしまうという秘密を抱えた、社会の片隅で生きる二人の男女を描いた純愛ホラー。生まれつき、人を食べてしまう衝動をもった18歳のマレンは、初めて同じ秘密を抱えるリーという若者と出会う。人を食べることに葛藤を抱えるマレンとリーは次第に惹かれ合うが、同族は食わないと語る謎の男の存在が、二人を危険な逃避行へと加速させていく。
監督を務めるのは、17歳と24歳の青年の恋の痛みと喜びを描き、アカデミー賞脚色賞を受賞した「君の名前で僕を呼んで」でも、ティモシー・シャラメとタッグを組んだルカ・グァダニーノ。人を食べる衝動を抑えられないリーをティモシー・シャラメが演じ、18歳でリーと運命的な出会いを果たしたマレン役を、「WAVES／ウェイブス」で注目されたテイラー・ラッセルが務める。ラッセルは、ヴェネチア国際映画祭で「新人俳優賞」を受賞した。また、アカデミー賞俳優マーク・ライランスが、物語の鍵を握る人物を怪演している。
【作品情報】
ボーンズ アンド オール
2023年2月17日(金)全国劇場公開決定
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