〝筋肉ビジネス〟への参入が期待される山本耕史

俳優の山本耕史が6日、都内でミュージカル「太平洋序曲」(来年3月8~29日、東京・日生劇場)の会見に出席したことを、各メディアが報じた。

ペリー来航による江戸末期の騒乱を描く作品で、山本は狂言回しという語り部的役どころ。舞台は史実同様、幕府は開国を迫られるが、記事によると、山本は譲れないものを問われ「筋トレは朝イチ」とキッパリ。

山本といえば、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で見せた上半身の筋肉美が話題になったばかりだが、「トレーニングウエアを着て寝ているのでそのまま行ける。避けては通れないようにしている」と持論を展開。

山本といえば、ヒット映画「シン・ウルトラマン」に外星人メフィラス役として出演。その独特なキャラクターが、大きな話題を呼んだが、会見では「広背筋下部。私の好きな言葉です」と〝メラフィス構文〟でアピールし爆笑を誘ったというのだ。

「かつては童顔にほっそりした体だったが、気づいたらいつの間にかムキムキのマッチョボディに変貌を遂げ〝筋肉キャラ〟になってしまっていた。そんな山本の筋肉トークは説得力がある」(芸能記者)

芸能界ではお笑いタレントのなかやまきんに君がボディービル大会に挑戦を続けており、ユーチューブチャンネルが話題になっているが、筋トレをしている俳優は多いものの、なかなか山本のように自身の出演作でその筋肉美を〝演出〟に加えてしまう俳優はいない。

「サプリメントや筋トレの知識もかなりのものだと思われるだけに、今後、サプリメントや筋トレ器具などを販売するメーカーなど〝筋肉ビジネス〟界隈からのオファーがありそう。山本がプロデュースなどを手掛ければその商品はヒットしそうだ。もっと規模が大きくなれば、ジムごとプロデュースを手掛けることがあり得るかも。筋肉系の話に特化したユーチューブを開設してもバズるだろう」(フィットネス業界関係者)

すでにそちらの方面で動きだしているかもしれない。

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