来年のG7広島サミットに向けて、新たなお好み焼きが開発されています。参加国の食文化を取り入れたお好み焼きなんですが、みなさんはどの国が食べてみたいですか?
中根夕希キャスター
「来年、開催されるG7広島サミットに向けて、各国の食文化を重ね合わせたお好み焼きの試作品作りが始まっています」
「G7焼き」を企画をしたのは、お好み焼きを世界に広めることを目的に広島県内の関連企業でつくっている「お好み焼アカデミー」です。
開発にあたって広島在住の留学生たちにアンケートをして、各国の食のイメージを調査。その結果をもとに8日から試作を始めました。
こちらは、一見すると、ふつうのお好み焼きですが…
中にはハンバーグやトマト、ピクルスなどハンバーガーの具材がぎっしり詰まっています。どこの国か、わかりますか?
そう、「アメリカ風お好み焼き」です。
中根夕希キャスター
「不思議な感覚です。パテが肉肉しい感じがハンバーガーなんですよ。でも、やっぱりお好み焼きソースとそばがあるので、お好み焼きなんですよ。すごく不思議な感覚ですが、おいしいです」
「アメリカ焼き」は、ほかにも見た目がまるでハンバーガーのようなものや…
アメリカの食卓には欠かせないというホワイトソースとマカロニを混ぜ合わせた「マカロニ&チーズ」を大量に乗せたものも試作されました。
粟森勇介さん
「ハンバーガーの味がする。もう少し味にインパクトがあってもいいかも、チーズとか、そういう」
続いては、「イギリス焼き」!
イギリスのイメージとしてアンケートでも1位になった「フィッシュ&チップス」が、豚肉の代わりに使われています。
お好み焼アカデミー 松本重訓 専務理事
「今回、(サミットで)広島に来ていただけるので、絶好の機会としてこのお好み焼きを縁で食文化がいろんな所に伝わっていったら」
開発が始まった「G7焼き」は、サミット関連のイベントでのお披露目や、期間中に県内のお好み焼店での販売を目指しているということです。
各国お好み焼き
▽アメリカ
ハンバーガー・マカロニチーズ
▽イギリス
フィッシュ&チップス
▽イタリア
ピザ・パスタ(カルボナーラ)
▽カナダ
メープルシロップデザート・プティン(ポテト麺・チーズ)・サーモン
▽ドイツ
ソーセージとジャガイモ・ザワークラウト
▽フランス
ホワイトソース・ミルフィーユ・キッシュ・ガレット