動植物園の日常をのぞき見!のんほいの窓【2022年12月号】愛らしい姿に癒やされる!のんほいパークでこの秋に誕生した動物の赤ちゃんがすくすく成長中

オウサマペンギンの赤ちゃん。茶色のふわふわとした柔らかい羽毛に覆われている(のんほいパーク提供)

愛知県豊橋市にある「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」。パーク内で暮らす動物たちやのびのびと育つ植物たちの日常、季節のイベントなど、パーク内の様子を「のんほいの窓」から定期発信します!

今回は、この秋に誕生した動物の赤ちゃんをご紹介!オウサマペンギンの赤ちゃんとマンドリルの赤ちゃんが9月に生まれ、どちらも元気に成長しています。お母さんと仲良く過ごす姿などをガラスや金網越しに見ることができますよ。

今しか見られない赤ちゃんの愛らしい姿を見に、ぜひのんほいパークに足を運んでみませんか。

動物の赤ちゃんの成長をチェックしよう!

のんほいパークで、この秋に生まれた動物の赤ちゃんたちはすくすくと成長中です。9月7日に孵化したオウサマペンギンの赤ちゃんと9月10日に生まれたマンドリルの赤ちゃんについて、これから詳しく紹介します。

オウサマペンギンの赤ちゃんはキウイフルーツのような姿!?

オウサマペンギンの赤ちゃん。茶色のふわふわとした柔らかい羽毛に覆われている(のんほいパーク提供)

オウサマペンギンの赤ちゃんは、現在、大人とほぼ同じ大きさに。ただし、まだ羽毛は茶色のため、ふわふわの毛をまとったキウイフルーツのような姿になっています。

通常、オウサマペンギンはオスとメスが交互に卵を温めるのですが、卵が割れてしまったり、孵化しなかったりと、なかなか繁殖が難しいことでも知られています。今回は5年ぶりとなるヒナの誕生とあって、飼育員も喜んで成長を見守っているようです。

現在、オウサマペンギンの赤ちゃんは、展示場のガラス前にいることが多いので、比較的見つけやすく、写真撮影も可能です。でも、カメラのフラッシュは使わないでくださいね。生後10か月ほどで羽が生え変わるため、来年の夏には元気に泳ぐ姿が見られそうですよ。

マンドリルの親子がくっついて過ごす様子がかわいい!

お母さんにぴったりとくっついた、かわいらしい姿のマンドリルの赤ちゃん 

次は、9月10日に生まれたオスのマンドリルの赤ちゃん。中秋の名月(十五夜)に生まれたことから、十五(トウゴ)と名付けられました。

マンドリルの赤ちゃんは、成長するまでの間はお母さんに抱っこをされたまま行動します。のんほいパークでも、お母さんであるオヨメ(メス・22歳)が、トウゴをお腹に抱えたまま、縦横無尽に動き回っています。そのため、お母さんに抱き着いたかわいらしい姿が見られます。

寒さが和らぐ春ごろには、抱っこを卒業したトウゴが元気に動き回る姿も見られそうです。今から楽しみですね。

嬉しいニュースが続々!動物の赤ちゃんを見にのんほいパークへ遊びに行こう!

のんほいパークでは、寒さが厳しい冬の季節も動物たちが健康で快適に過ごせるように、飼育環境を整えています。また、冬ならではの見どころも盛りだくさん!とくに寒い地域の動物たちは、本来に近い姿を見られる絶好の機会です。

さらに、園内の自然市博物館での大型映像新番組の上映や、冬限定イベントなど、さまざまな催し物を実施予定です。

ぜひこの冬は動物の赤ちゃんをはじめ、今の季節ならではの動物たちの様子を見つけに、のんほいパークへ遊びに来てください。

豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)公式HPはこちら

https://www.nonhoi.jp/

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