山陽本線姫路~英賀保間の新駅と自由通路の概要決まる 26年春開業

完成イメージ(南駅前広場から)
完成イメージ(北駅前広場から)

JR西日本と姫路市は2022年12月9日、山陽本線の姫路~英賀保間に設置する新駅と自由通路の概要を発表しました。

新駅は2026(令和8)年に向け姫路市が再整備を進める手柄山中央公園の新たな玄関口として設置されるものです。両駅間の距離は約4.6キロと市内で最も長く、公共交通のアクセス性向上が課題となっていました。

新駅は鉄骨造約530平方メートルの橋上駅舎で、周辺のスポーツ施設と呼応するような高揚感を感じさせる外観とします。

階段部から一直線に上がる膜屋根により、スピード感と爽快感を持たせたデザインです。生まれ変わる公園のデザインとの調和を図りつつも、視認性の高い駅とします。

ホームは相対式2面。改札内にエレベーターを2機備えます。自動改札は3通路、券売機は3台(内1台はみどりの券売機)の予定です。

南北を往来できる自由通路は鉄骨造で、幅員約7メートル、延長約65メートル。南北に各1基、自転車を搭載できる大型エレベーターを備えます。また、南北両側には駅前広場を整備する予定です。

(画像はいずれもJR西日本のプレスリリースから)

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