港湾運送事業者らで構成する「横浜港ハーバーリゾート協会」（藤木幸夫会長）は1日、横浜市内で拡大役員会を開いた。同協会による山下ふ頭の再開発プランを説明し、開発計画に携わる意気込みを示した。
会員ら約320人を前に藤木会長があいさつ。カジノを含む統合型リゾート施設（IR）誘致の代案としてハーバーリゾート構想を掲げた経緯に触れ、「横浜の人間が横浜の将来を考えることは当たり前だ」と強調した。
同協会が市に提出した開発プランも示された。日本最大規模を超える展示場のほか、コンサート会場やホテルを設置し、平日は1日当たり20万人、休日は7万人程度を集客できると試算している。また「日本展示会協会」（東京都）の吉田守克副会長も講演し、海外の事例と比較しながら首都圏の大規模展示会場の必要性を訴えた。
